新キャプテン誕生。
今シーズンの全国高校ラグビー大会、大阪予選が終了しました。
全国区レベルで予選屈指の熱戦となった第3地区決勝、
わずか1点差で常翔学園を下した大阪桐蔭が全国大会出場権をかちとりました。
ぜひ、大会でもご活躍を期待しています。
予選終えた他の学校では、すでに来期の体制ととのえて新シーズンスタート。
常翔学園、新主将にえらばれたのは・・・あの金澤功貴くん。
毎日放送の予選放映で、野上監督とともに車椅子で観戦する功貴くん
が一瞬映りまして、
「順調に回復しつつあるのかな」と感慨にとらわれましたが。
胸が熱くなります。
キャプテンはなかなかにハードかと察しますが
支えつつ支えられる価値を誰よりもわかっている彼だからこそ、
すばらしいキャプテンシーを発揮してくれることでしょう。
功貴くんに、
功貴くんが束ねる常翔学園新チームに
いっそうの幸せ多からん事を祈ります。
来シーズンは・・・
直立してチームの指揮をとる功貴くんをみることができたら
どんなにうれしいでしょう
(願えばかなう。と信じたいです)。
常翔学園 車いすのキャプテン誕生 金沢頭脳で日本一導く
全国優勝5回を誇る高校ラグビーの名門・常翔学園(大阪)に車いすのキャプテンが誕生した。金沢功貴(2年)は22日に新チームの主将に就任。2年連続で花園出場を逃したチームをまとめ、来シーズンの日本一を目指している。
「2年前に全国優勝をした山田主将(同大)に憧れ、自分も主将で優勝したいと思っていた。グラウンドに立てなくても、目標は変わらない」
昨年8月、長野県菅平での練習中にラックの下敷きになり頸椎脱臼骨折、頸椎損傷の重症を負った。緊急手術を受けたものの、首から下が麻痺した。リハビリを経て、今は物はつかめないものの、左腕を動かせられる。右腕もひじが動くようになった。練習中は部員らに車いすを押してもらって選手に近づき、指示を与える。学校へは両親の送り迎えで通っている。
中学では大阪府ラグビースクール選抜の主将として全国優勝。野上監督は「ひたむきで明るい。ケガがあってもなくても主将になる存在」と語る。重傷事故でフォワード選手の道を断たれた金沢は今、戦術、分析の勉強に意欲的だ。「外からしか見られないが、戦略は考えられる」。車いすの主将はチームの頭脳として名門を支えていく。
≪支援を募る≫日本ラグビー協会は傷害の程度に応じて見舞金を支給する制度を設けている。手術や入院費に充てられる。ただし、住居のバリアフリー化、専門リハビリの継続などで多額の費用がかかり、見舞金制度だけではまかないきれないのが現状だ。常翔学園では「金沢功貴くんを支援する会」を設立し、支援を募っている。詳しくは同校ラグビー部ホームページ。
功貴くんの近況は、こちら。
・・・ヤフーコメント欄にもありますとおり、
これから映画化やドラマ化の可能性、
ドキュメント本の出版も懸念されます。
ただし功貴くんは未成年で高校生、
まだこれから長期にわたる厳しいリハビリがつづくであろうことを思えば、
本人やご家族に負担をかけぬよう
節度ある取材してほしいと願わずにいられません。
功貴くんに幸あれ。
« 特製ちゃんこ。 | トップページ | 埴生の宿もわが宿。 »
「ラグビーその他」カテゴリの記事
- 『夢』を越えた現実。(2024.03.29)
- 冬の稲妻~ラグビー大学選手権決勝。(2024.01.13)
- 祝・優勝・桐蔭学園。(2024.01.07)
- 楽しみな準決勝。(2023.12.23)
- 果敢なチャレンジ?(2023.12.02)
コメント