四天王寺の、
古書即売会に、ささっといってきました。
暑いほどの好天に恵まれ、いつもながら広いスペースに膨大な本、
気をつけて歩いているつもりでも、たちまち自分がどこにいるかわからなくなります。
きょろきょろ、ぼうぜんとしたあげく、どうにかおめあての本を何冊かみつけ、
ぶじ帰宅。
身から出たさびですがどっと疲れました。
・・・昔ながらの商店街の雰囲気を残すお寺町。
そこはかとなく昭和レトロな感じです。
テーラーさんのたたずまい。
いいなあ、この感じ。好きだなあ。
戦前戦後から
高度経済成長期まで、
地域密着型の、洋服仕立て職人さんのお店は
かぞえきれないほどあったのでしょう
(と同時に、ミシン屋さんも)。
(もし生まれ変わることができたなら、洋服の「リフォーム屋さん」になりたい、
いまさらおそいけど)
『 洋服の修理致します
・寸法直し
・裏地取り替え
・かけつぎ
・その他一切 』
さすがは一級技能士のご主人です。
・・・唐突ですが、
わが愛読書。
ともにリトル・ガリヴァー社刊。
著者の篠永哲一さんは、詩人で名エッセイストにして、
叩き上げの筋金入りの紳士服仕立て職人、スペシャリストです。
住み込みの修行時代、仕事場で愛用する道具、職場のおかしくもかなしいさまざまな人間模様、
家庭、そして時代の変遷・・・
作者のあたたかな人柄をかんじさせる易しく美しい文章にひきこまれます。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
« また、ふとんにつぎ(^^;)。 | トップページ | うーん・・・ »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 新米も。(2024.09.07)
- 残暑きびしいけれど、秋?(2024.09.02)
- お米と水。(2024.08.28)
- お米クライシス・つづき。(2024.08.14)
- お米クライシス。(2024.08.13)
リトル・ガリヴァー社は詐欺出版社ですので、ここから本を出した人達はほぼ全員、印税を受け取っておらず、中には大金を巻き上がられた人もいて、何度も民事裁判を起こされています。参照:https://blogs.yahoo.co.jp/togashi_sagi
投稿: いいじま | 2019年2月 1日 (金) 21時56分