『もの』より思い出・続
20年近く前、
新婚当時から娘と息子が生まれた数年間、大阪市内の上本町かいわいに住んでいました。
現在もですが、街中でなんでもあり駅にも近くとても便利なところでした。
住んでいるアパートのご近所に、『木馬館』というかわいらしい本屋さんがあり
ここは近畿でもめずらしい、有名な絵本専門店でした。
すてきな奥様が気さくに相談にのってくださり、
ほしい本の注文等、ときどきお願いしていました。
現在は店じまいされていますが、
なつかしい思い出です。
近鉄上本町駅に隣接して、近鉄劇場がありました。
OSKの華麗なレヴュー、
『クレイジー・フォー・ユー』はじめ
劇団四季もよく公演されていました。
・・・当時はもちろん、いま現在よりもっと貧乏(あまり変わらないかも・・・)
なうえに育児に追われていたので
観劇などのぞむべくもありませんでしたが、そばをとおるたびに
華やいだ雰囲気でうきうきしましたね。
10年ほど前に近鉄劇場がなくなって
新歌舞伎座をふくむアミューズメント施設『上本町YUFURA』がオープン、
利用される人が多くなりいっそう活気あふれるスポットになっているでしょうか。
上本町YUFURAのすぐそばに、3~4年前まで営業されていた
ブティック『絹美人』。
現在は残念ながらmixiのコミュも閉鎖されている様子ですが、
店名のとおり、シルクのアウターやインナーを豊富にとりそろえておられました
(奇抜なファッションではなく、ベーシックでふだん着られるタイプの服)。
・・・ごくたまに、こまごましたものをささやかに買うていど
(『母の日』のプレゼントに、シルク混のソックス等)
でしたが、
「いつか貯金して、大人買いしよう」
と夢見ていました。かなわぬ夢となってしまいましたが。
残るものは思い出ばかり、
けれども夢の泡沫のように、せつないですね。
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