« 昔話・いぬとねこ | トップページ | 悪夢。 »

2015年9月 5日 (土)

昔話・いぬとねこ その2

昔話・「いぬとねこ」類話のヴァージョンで、『いぬとねことふしぎなたま』

1_2

別ヴァージョンの『竜宮城』が『しろいへび』になっています。

(白蛇は、金運のシンボル。)

2_2

木のまたに挟まってくるしんでいたしろいへびをたすけたじいさま。

じいさまとばあさまがかわいがって介抱してやると、げんきになったしろへびは
ずんずん大きくなって・・・

3_2

大きくなりすぎたしろいへびは
ある日いなくなり、かわりに玉がころがっていた。

玉をなでるたび、金のつぶがぽろりとでてきて・・・

4_2

じいさまとばあさまはゆたかになり、
いぬとねこもごちそうをもらえるようになった。

5_2

しかし好事魔多し、
どこから評判がたったものか、ある日
どろぼうがふしぎな玉をぬすみだして・・・

「あの玉は、しろいへびのかたみだったのに・・・」
じいさまとばあさまのなげきに、決起するいぬとねこ。

協力してどろぼう宅をさがしだし、
玉をとりかえすためにどろぼう宅のねずみに指令をくだす。

6_3


「おい、おらにくわれたくなくば
 このいえのどこかにあるふしぎなたまをさがしてもってこい」

首尾よく玉をとりもどしたいぬとねこは
じいさまとばあさまの家をめがけて一目散、

7_2

玉をくわえたねこを背負い川をわたるいぬ、

しかし、魚がはねるのをみたねこはつい、口をあけてしまい・・・

玉、水中に落下。

8_2



がっかりしたいぬとねこ、せめてじいさまとばあさまに

魚でも持って帰ってやりたいと、

漁の網からはねあがったおおきな魚を失敬。

9



2ひきの帰還をよろこび歓迎するじいさまとばあさま。

「おらたち、ふしぎなたまをみつけたども、
 川のなかさ おとしてしまっただ」

「なんの、なんの、おまえたちさえ いてくれれば
 それでええ・・・」

10



ひさしぶりのごちそう、みんなでいただこうと
じいさまが包丁で魚のはらをさくと、なんとあのふしぎな玉が・・・

11

めでたし、めでたし。

このヴァージョンの重要なポイントは、

じいさまとばあさまのしあわせイコール富ではないこと、

玉がぬすまれたとき、失った財をなげくのではなく
しろいへびのかたみがなくなったことをかなしみ、

財の還元ではなく

いぬとねこのぶじな帰宅を心よりよろこぶ、
かけがえない優しさにうたれます。

そんなじいさまとばあさまのためにがんばるいぬとねこ。

1_3

家族の絆、みんながなかよくしあわせにすごせること
こそが、最大の宝だなと、しみじみ。

2_3


人気ブログランキングへ


本・書籍 ブログランキングへ

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

 

« 昔話・いぬとねこ | トップページ | 悪夢。 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 昔話・いぬとねこ | トップページ | 悪夢。 »

フォト
2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

にほんブログ村

無料ブログはココログ