『グレートウォール』。
タイトルだけにひかれて(笑)、前知識まるでなしに映画みにいってきました。
うーんこのスケールとアクションとSFXはすごい、
お金かかってるなあ。
ハリウッド版万里の長城。
歴史スペクタクル+災害パニック+怪獣+ファンタジー。
破壊と殺戮のかぎりをつくすトカゲとエイリアンを足して割ったような怪物の増殖が
異様に怖かったです。
磁石で怪物が動かなくなるとか、
怪物たちの母体というべき怪物の中枢の「女王」さえ抹殺すれば
怪物は壊滅するとか、とてもベタ。
秦の始皇帝からまもない古代中国がモチーフかと思いきや、
あとでパンフをみて、宋の時代の設定とあったのが意外でした。
「宋代って中国史のなかで重要なの?」
(中国史にくわしくないもので、どうもすみません<m(__)m>。)
と聞くと
お父さん「そらすごいで。宋はモンゴルの侵入で滅亡した
(彼は歴史好きで、横山光輝先生の劇画版『三国志』や『史記』を愛読している)。
・・・たぶんあの襲来するトカゲの大群はモンゴル軍で、
『女王』はチンギスハーンをイメージしてるんやろう」
なるほど。
人類を支配できる殺戮兵器『火薬』をもとめて
シルクロードをまたにかける西方からの武器商人
(交易商人に扮してはいるが、いわば『死の商人』?)
が、アメリカの英語(だと思う(^^;))で話す
とか、いかにもハリウッド的でした。
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