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2017年5月19日 (金)

『節約』記事が好き(笑)

2今週は実父の
定例の通院の付き添いが重なり、毎日ばたばたしていました。

おかげで病院の待合室においてある雑誌をゆっくり見ることができました。

(『す〇きな奥さん』が『CHANT』と誌名変わっているのを、今さら知りました。)

主婦向けの雑誌、とくに『節約』の項目は大好きで(笑)
ついつい目がゆくのだけど、あまり奇抜なことは載っていなくて、
要するに、主婦の『節約』は地道にこつこつと。近道はなさそう。

・電気をつけっぱなしにしない、使わないときはコンセントを抜く

(まずまず。が、わが家にはお父さんという超のつく暑がりがいるので、夏場は電気代がはね上がる)

・ガスは強火にしない、余熱を利用

(ぼちぼち。なにしろガスレンジが古くていかれかけている)

・化粧品は100均で。天然ハーブやグリセリンで手づくり化粧品を

(特別な場合をのぞき化粧しないので、化粧品代ゼロ)

・衣類はネットやフリマを利用して安く手に入れる

(結婚してから自分の服は買ったことがない、貰い物か
さもなければてづくり。育児中は、自分やダンナの昔の服をつぶして子供服にしたっけ)

・手づくり、廃物利用を徹底

(まずまず。牛乳パックは使い捨てのケーキ型やまな板がわり、油切り、古いシャツはウェスに、お茶がらは掃き掃除や、消臭剤代わりに。チラシを折って生ゴミ受けに)

・カードの枚数をへらす

(カードは1枚だけ。キャッシングはやったことない)

・お風呂の残り湯を洗濯に利用

(はい。それで家族からクレームがつきますが)

・保険は最低限、医療費等の還付申告を忘れずに

(はい。もっとも医療費の還付申告は手間のわりに実入りはごくささやかですけれども)

つらつら考えてみると、日常的な『節約』とは
むだづかいせずにふだんの生活をたいせつにするということ、
それはそれでしないにこしたことはないし確かに有意義なのですが、
じつは家庭の根本的な支出は、こてさきの節約でどうにかなるレベルではなくて。

盲点
というより主婦雑誌ではおそらくわざと俎上にのせることなく
視線をずらしているのでしょうが、

一般家庭の大きな支出は
育児中ならば学費・教育費(とくに高校以上)、
住宅ローンまたは家賃、

なにより生涯ついてまわる最大の出費が『税金』。

(住居や土地の固定資産税、所得税、住民税、肉親が亡くなった場合の相続税、
誰かにあげたい場合の贈与税、まだまだそのほか)

とくに主婦向けの雑誌で、『節約特集』はひんぱんにみることあっても
『節税特集』は、あまりないような。

そのうえ考えてみれば、雑誌はメーカーの広告収入が大きな要素なので、

『節約記事』を組みながらいっぽうではつねにあらゆる分野で消費・購買意欲をあおっていらっしゃるわけで、なかなかたいへんな立ち位置だろうと思います。

・・・なのでこのての雑誌って
大好きなんだけど買う気になれない、

病院か、さもなければ図書館の開架コーナーの拾い読みで済ませてしまう。

と、じぶんが貧しいことへの
いいわけするあわれな私(苦笑)。

1_2書店の雑誌コーナーより。
表紙から、時代の「いま」がみえてくる?


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