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2020年5月 1日 (金)

過ぎし日の仏領インドシナ。

モーリス・シュバリエやジョゼフィン・ベーカー
が歌ってロングヒットになったシャンソンのエキゾチシズムあふれる名曲🎵
プチ・トンキノワーズ​(邦題は『かわいいトンキン娘』)。

トンキンとは現在のベトナム・ハノイ近郊のトンキン湾一帯のエリアをさすといいます。



ネットでみつけた『トンキノワーズ』の楽譜の貴重な表紙、​ここ​と​こちら​。
あらら? なんだかジャポニズム😅??

トンキン=日本の東京
と混同されたのかしら。

トンキノワーズの楽譜の初版発行は1906年、

プッチーニのオペラ『蝶々夫人』初演が1904年、

川上一座のマダム貞奴がヨーロッパ巡業で大当たりしたのが1900年から翌1901年
と時間軸が近く、

東洋の神秘が欧米人を魅了したので
こんな可笑しな誤解もあっても不思議ではないのかも。

というより、20世紀初頭の帝国主義の時代。
日本もベトナムもその他東南アジア地域も、
西洋列強にとっては区別のつかない、とるにたらぬ存在だったというべきでしょうか😢。

トンキノワーズの
詞もメロディーもうつくしくロマンティックなだけに、
いっそう切ないですね。

アルベールカーン
当時の仏領インドシナを撮影したコレクションのなかの有名な1枚。


191578
1915年、ハノイにて
螺鈿の屏風はじめ麗々しくかざられた装飾品
を背景にしどけなく横たわる美しい女性。

(『アヘンを吸う女』とタイトルついてるけど、パイプや小道具が手前におかれているだけで
実際に吸引しているわけではない、なんだかポーズをとるモデルに近いような😅。)

・・・これぞまさしく、ラ・プチ・トンキノワーズかも。
とみとれてしまいます。


1915911
カーンコレクションから、
やはり1915年、ハノイ近郊で阮朝の高級官吏を撮影したとされるきらびやかなショット。

(・・・バックで見物している大人やこどもたちがにぎにぎしい😅、
なんだかわが国で、決めポーズで武士や芸妓を撮った幕末明治の古写真を連想してしまう、
してみるとこの高官さんたちもコスプレ?とかんぐるけど、いずれにせよ100年前の貴重な写真。)



もうもどらない時代の瞬間をきりとった
ふるい写真は大好きで、
もっともっと見たい!
・・・のですが、私自身の知識と経済力(苦笑)不足で
なかなか見つかりません。

がんばって、発掘したいなあ。

奇跡の映像 よみがえる100年前の世界


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