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2020年5月

2020年5月27日 (水)

みえない敵とのたたかい。

20206_20200529092501 緊急事態宣言はいちおう明けて、
わが家の人間たちも、時短勤務、在宅テレワークから
おかげさまで平常通勤にもどりつつあります。

それでも、
夏の高校野球大会中止、
年末の全国高校ラグビー大会はどうなるか未定、
もちろん東京オリンピック開催も
とても不明な状態。
今後第二・第三のウイルス流行ピークも来るとの
予測もあり、先行きのみとおせない現状です。

いわゆるアフターコロナ、
ウイルスのあとに来ると想像されるのは、長期にわたる世界的大不況?

市井の私どもができることは、粛々と日常生活を継続すること。
うがい、手洗い、睡眠と栄養に気を付けて体調管理。

このしょぼいブログをみにきてくれるみなさまも、
どうかお元気ですごしてくださいますように。

まさかこんなことが起こるとは。
な、『まさか』な出来事が、次々起る、こわい現代。

21世紀は天災にくわえて
ウイルス、サイバーテロと戦う『情報戦』の時代になるのでしょうか。



明治の名曲『​元寇​』。

これほどメロディアスな曲が1892年発表されたことに、おどろきます。
時あたかも日清戦争の直前。


かつては尋常小学校でも、唱歌の時間に
この格調高い歌を歌っていたのでしょうか。
(大映の『あゝ海軍』で、親友と再会した主人公がふたりでハモりながらうたうシーンがあった)

うたわれる内容、
事の顛末はちがえど
いま現在とオーバーラップします。

海のかなたから、難敵がせめよせる。
いまだかつてない未曽有の難敵。
ひたすら懸命に防戦する国家存亡の一大事。

どうかのりこえてゆけますように。


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2020年5月23日 (土)

『少年倶楽部』遙かなり。

​​​​194112 少年倶楽部昭和16(1941)年12月号。
リアルでは11月初旬発売でしょうか。
まさしく日米開戦直前、暗雲たれこむ世の中。

紙の統制のせいか
全盛期(1930年代?)にくらべてページ数は薄くなっているものの
愛読者のこどもたちのために
文筆家も画家も記者も心血をそそいで名作をものしていることに感動します。

1941121 心の花たば。
各地できいた、気持ちのよいエピソードのまとめ、

1941122 子守を義務づけられた友達
がいっしょにあそべるように、
当番で赤ちゃんを背負う係をするこどもたち。

戦前戦後を通じて、ありふれた小景でしょうか。
(日本全体がまずしかった、まずしいのはあたりまえ
だけど心まで貧しくはないという、筆者と編集の矜持を痛感)

1941122_20200524125301 読者投稿の入選作。
出征した父上
の帽子に、記憶をかさねる心情。
戦地のお父さまを案じる家族の思いに、『戦争を知らない』世代は
ただ、こうべたれるのみ。

194112_20200524125401 網を修繕するおじいさんの手さばきにみとれるこどもたち。
 
『海国日本に生まれたからは、海をこわがっちゃいけないぞ。
大きくなったら海へ乗り出せ、海で働け。大きな魚、青い水、海はほんとに楽しいぞ』

1941121_20200524125401 そしてなんと、井伏鱒二の『ドリトル先生航海記』
抄訳が、『少年倶楽部』誌上で既出。

1941122_20200524125401 戦後、岩波書店刊でロングセラーとなった
『ドリトル先生』シリーズの、これが原点でしょうか。
何回連載されたのかなあ。


特集グラフ
『南支那の子供たち』
(タイトルが切れている😅・・・)
1941121_20200524125501
海南島の南瓜(かぼちゃ)

海南島にいった時は、ちょうどこの写真のように、
みごとな南瓜のとりいれ時で、農場では、子供たちまで、いそがしく働いていました。
 この島は熱帯で、米も一年に三度とれるほどですが、農業のやり方が大昔のまま
ちっとも進んでいませんでした。それを、皇軍が上陸してこの二年余の間に、
日本の力で
つぎつぎ改良を加え、
近ごろでは、米でも野菜でも果物でも、りっぱなものが

たくさんとれるようになってきました。


1941122_20200524125601

みひらき『働く子供 きたえる子供』

右、

広東の郊外でも、カラリとはれた大空の下で、
平和に鍬をとるお百姓さんや子供たちにあいました。
 『事変前には、らんぼうな兵隊にあらされて困りましたが、​​

​​​​​​日本軍がきてから、そんな心配は少しもなくなり、
安心して、たがやすことができます。』

と、あかるい笑いをたたえて、旅人の私たちにまで、あいさつするのでした。
 ​支那のいなかでも、日本の皆さんにまけぬほど、子供たちがよく働いています。​

左上、

南支那の河は、たいてい、にごっています。
日本のようにきれいな水がないので、この河の水をこして
炊事などにも使うのだそうです。河のほとりでは、せっせと
水くみのおてつだいをする子供たちが、あちこちに見られます。

左下、

きりつ正しい朝の点呼。これは広東市孤児院の諸君です。
親をうしない家をうしなったきのどくな子供たちが、いま三百名もここにひきとられて、
皇軍のあたたかいなさけのもとに
楽しく勉強をし、仕事をおそわっています。
一、二、三、四・・・と番号をかけるその声も、いまはいきいきと希望にあふれているようでした。

みひらき​『家畜と子供たち』​
精緻な刺繍で有名な汕頭(スワトウ)近辺だそうです。
1941123
ベトナムでも、1970年代まで(現在も?)
ありふれた農村の風景だったのでしょうか。

みひらき​『かわいい風景』​。厦門(アモイ)。
1941124
左上、

おや、外で御飯をたべるなんて、行儀がわるいな、と皆さんは思うでしょう。
ところが、支那ではこれがあたりまえで、大人でも平気で外でたべています。
 支那では昔から国がみだれて、人々の生活がひじょうに不安だったため、
その日その日の御飯をたべられることが、まず何よりの喜びだったのです。
それで、そのことを人にも見せて、ほこりたい気持ちが今にのこって、こうして外でたべる
習慣になったのだということです。

🏠家の外で家族がふつうにお食事している光景は
昨年ベトナムのホーチミンにいったときも、よく見ました。
暑いので夕涼みがてらかな?
とそのときは思いましたが
ベトナムは昔から中国文化の影響つよい土地柄なので、習慣の関連も
もしかしたらあるかもしれません😊。

右、

町の通りで​ロンガン​を売っている店の坊やが、いつかスヤスヤと眠ってしまいました。
何の夢をみているのか、時々ニッと笑っていました。道ゆく人々も笑いながら、
そっとお金をおいて、​ロンガン​を買ってゆきました。こんなかわいい店の品を、
だまって持っていく人は、支那にだっていないのだ、と思いました。

左下、

ある家の庭さきで、子供たちがせっせと落花生のくずをよりわけていました。
​日本の水兵さんがいっしょにてつだっていました。​
夕方になって、この家のお父さんたちがかえってきたら、
子供たちはきっと
​『今日は日本の兵隊さんがてつだってくださったのよ』​
と、お話しすることでしょうね。

若い水兵さんは、きっと
あどけないこどもたちに
郷里の弟妹の面影をかさねていたのでしょうか・・・?
胸にこみあげてくるものがあります。

1941125_20200524125801 『たのしい学校』​

わが軍に占領された町には、
​どこへ行っても新しい学校がひらかれ、​
子供たちは、日本語をはじめ、新東亜の民としての勉強をねっしんにやっています。
 この写真は、海南島の海口の学校でうつしたもので、
ちょうどこのとなりには日本の国民学校もあり、休みの時間には、上のように
日支仲よく遊んでいました。支那の子供で一ばん感心させられたのは、​
筆の文字の上手なことで、綴り方などもみな筆でかいています。
 私はこんどの旅で、新しい平和の中に、元気に生きる子供たちの姿を見るにつけ、
わが兵隊さんのお骨折りを思い、心からの感謝をささげたのでした。

古くて紙質はよくないけれど
陽光の眩しさと
子供たちの明るい表情に
ページを繰るこちらも口の端がほころんできます。

読者につたえたかったのは、おそらく
大東亜共栄圏の、夢。

それ以上に、いきいきしたこどもたちの姿やふるまいを慈しむ、
カメラと文章から愛情がつたわってきますね。

もうすでに、80年の昔。

現在からは想像つかないほど貧しかった
当時の日本のために、
がんばってくださった先人たち
に敬意を表し、
つよく誇りに思いたいです。



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​​​​​​

2020年5月19日 (火)

マスク復活?

ご近所のスーパーでも、少ないながら
市販マスクが入荷しました。

郊外型薬局にもマスクが戻ってきているようで、
割高・外国産をスルーすれば、あまり問題ないようす。

といっても、地域格差もないとはいえないようだし、
医療の最前線では何枚あっても足りない状況が依然あるようで、

やはり最も必要な現場から、完璧に支給してほしいですね。

Photo_20200524080701
3月に、ネットで注文した
マスクのゴムが
ようやく届きました。

注文受理されてからまる2ヶ月😅。

ちょうど
てづくりマスクの材料払底、
ガーゼやゴムをもとめるお客で手芸用品店が混乱しているとの報道がでていた時期で、
くびをながくして待っている(笑)うち
出品しているお店のリンクが消えてしまい、
(だまされたかなー😞、でも300円ほどだし・・・)
などと思っていました。

そのうちタイツやストッキングを輪切りにすればちょうどよいマスクゴムになる
との情報ネット💻でみつけてありがたく、
なんとなくそのままほっておいたのですが。

6_20200524080701
てづくりの立体マスク。
古着やシーツの、ほんの少しのはぎれもあますところなくつかって、
ゴムはタイツ。

7_20200524080701
プリーツ入りじか裁ちマスク。
ダンガリーやサッカーの生地はマスクに最適😊。

100均でも、ハンドメイドコーナーで
国産マスクゴムもう入荷復活してるかな??

わが家では、まだ
政府がくださるアベノマスクも届いていませんが、
なんだかこのタイミングは良くなくてお気の毒に感じます。

ともかく、
2ヶ月かけて送っていただいたマスクゴム、
せっせと活用しなくては。
(と、図に乗る鼻炎アレルギー患者😅。)


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2020年5月13日 (水)

『都忘れ』と『乙女のワルツ』。

20194

谷村新司さんの『​都忘れ​』が大好きで、
よく聴いているのですが、

ウェブをひろいよみしていると
この曲が
『​乙女のワルツ​』にそっくり。
というご意見が少なくないのに気づきました。



『​乙女のワルツ​』は存じませんでした。
歌っている伊藤咲子さんは1970年代を代表するアイドルのおひとりのようです💗。



『昭和』を感じさせる名曲ですね!

・・・イントロや旋律とか、たしかにいわれてみれば似てる気もするけど、
サビはちがうし、
曲の印象もアレンジでかなり変わるかも・・・

そういわれると
一部でそっくり! と騒がれた
1980年代のヒット曲、雅夢の『愛はかげろう』

日本で大ブームとなった『冬のソナタ』のテーマ
ほどには、似通っているかも。

しろうとにはなにもわかりませんが😅。
わからないなりに
拝聴して楽しませていただけるのはありがたいことです。

『乙女のワルツ』でうたわれるのはかなわぬ初恋のくるしみ。

『都忘れ』は命がけの恋(かけおち?)
(水沢有美さんの透明感あるボーカルがたまりません😍)。

どちらも、詞も曲もうつくしい😊。

昭和は、遠くなりにけり👋。


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2020年5月11日 (月)

ベトナムのむすめ。




トゥイちゃんが
母の日に、私宛てにプレゼントを送ってくれました!

帽子と
サボンフラワーのブーケ、
お祝いメッセージ。

ほんとにありがとう💗
と、お礼と
「ベトナムのお母さんにも、たくさん感謝を伝えてください💖」
とメッセをお返ししました。

技能実習生で
お給料のほとんどを郷里の実家🏠に送っているトゥイちゃんには
決してやすい買い物ではなく
本来その気持ちいただくだけでじゅうぶんなのですが・・・
心づかいに感謝して、たいせつに愛用させてもらうことにいたします😊。

私どもにとっては、もうひとりのベトナムのむすめ、
家族同様の存在です。


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2020年5月 9日 (土)

95年の『夜半歌聲』。

レンタル落ち(笑)でゲットした中古DVDで、
あらためて『​夜半歌聲​』を観賞しました。
良質なメロドラマですね。

ロミオ役で大人気の舞台俳優タンピンと
旧家の令嬢ユンエンの、秘めた激しい恋。

春の日のような
しあわせな日々は短く、

そのあとの苦しみと不幸は熾烈だった。

親同士の決めた強制婚で引き裂かれるばかりか
タンピンは火傷で役者生命の顔を失い、
ユンエンは絶望して嫁いだものの
処女でなかったというだけで離縁され実家にも捨てられ、
悲しみのあまり気がふれて
タンピンとの愛の夢の世界にのみかろうじて生きる。




1920年代の北京では、いかに有名でも一介の役者
と令嬢の身分違いの恋愛は許されなかった。


・・・恋にのぼせあがっているとはいえ
当人たちも自覚していたでしょうに、
もう少しなんとかならなかったのか??

ふたりが引き裂かれずに、幸せな結末を迎えるにはどうすればよかったかな
と、足りないあたま(爆)で妄想。

スターの驕りもあったのか、
やはりタンピンがわきがあまかったのは否めないかと。

少なくとも、
敵役のお金持ちとそのドラ息子が上演中の舞台に乱入してきた段階で、
みすみすユンエンを帰宅させるべきではなかった。
さすがに劇場に放火されるとまでは思わなくても、
ちょっと思慮深ければ
ユンエンが軟禁されて無理やり結婚させられるとか、じゅうぶん想定範囲内でしょうに。

ユンエンたち(忠実な小間使いの女の子も)
をかくまって、そのあとは??

事実上のかけおち。
かなあ。

遠方に巡業の旅に出る。

海外が最も望ましいけど、
(ユンエンたちが立場上、パスポートやビザをとるのが困難そう、まあメロドラマでそんなこと考えてもしかたがないが)
シナ大陸内でもじゅうぶん広大。

北はハルピンから、魔都上海、香港まで。
上海や香港で西洋の風にふれて
ユンエンの美しさはみがかれ、
さなぎが蝶にかわるように
「良家の子女」から「新時代の女性」へと成長してゆく。

・・・ここまでうまくゆかなくても、タンピンがもっと度量があれば
ましな展開になったような気がしてならない。

最愛の女性が、自分と相愛になったがために
結婚も破れ実家に勘当されて
正気をうしないよるべなき不幸な境遇になっているのに、
火傷でみるかげもない自らの容貌を恥じて
彼女を救い出そうともしない
(10年も!! 1年かそこらなら、心の葛藤も、それなりに共感できるのですが(泣))。

10年めに偶然
ドサまわりで現れた若い旅役者を自分の代役にして
不幸なユンエンを慰めよう
という発想も、かなり(相当)ゆがんでいる。
それでうまくいったとして、
巡業が済めば彼はまた旅立ってゆくわけで、
のこされたユンエンの悲しみを深くするだけとは、おもんぱからないの??

身代わりにされて
たくらみに気づき、
「あんたもくるってる! 医者にみてもらえ!!」
と一括する青年が、唯一まともだ(悲)。

こんな彼を
落莫してなにもかも失い
気がふれてまで
恋い慕う、ユンエンの一途さがいとおしくなる。

つくづく罪作りだなあ
(演ずるのがレスリーだから素敵にみえるのですが)。



美しいラストシーン。

うち重なる苦しみの果てに目が見えなくなったユンエンが
恋しいタンピンとやっと再会。

幸せと喜びのあまり彼女の見えない目から涙があふれてとまらない。

そして、馬車で北京を去ってゆくふたり。
膝の上の安らかなユンエンの寝顔をみつめるタンピンの表情が、神々しいまでに美しい。


今週の一枚(どこが?)、ドラちゃんの毒舌。 

Photo_20200522000701

「くだらないこと気にするな! 男は顔じゃないぞ、中身だぞ」
「・・・もっとも、きみは、中身もわるいけど」

どうもすみません😅。


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2020年5月 7日 (木)

素敵なバージョン。

1_20200512165901

​もはや語る必要もないほどに、
古今東西各国で、数えきれない劇化されている古典的名作『​ロミオとジュリエット​』。

対立する陣営に属していたり
身分違い(ぬるい現代ニッポンでは、一般人にはしあわせにもあまりぴんとこないけど
世界各地ではまだまだめずらしいことではない)
で結ばれぬ恋愛
は時代を越えて普遍的なテーマであり、
今後も各分野で名作・ヒット作がうまれるにちがいない
と納得します。

ブロードウェイの名作ミュージカルで映画化された『​ウエストサイドストーリー​』が
『ロミオとジュリエット』
の現代ニューヨーク版(といっても1960年前後)
なことはあまりに有名ですが、

2001年に大ヒットしたフランスのロック・ミュージカル『​ロミオとジュリエット​』
の2010年宝塚版(柚希礼音さん主演)
の動画を見ることができました。

2010年星組 ロミオとジュリエット

キャラクター、
音楽、
ダンス

なにもかもすばらしいのですが、

(上品な『ウエストサイドストーリー』みたいだなあ😲)

と、おかしな気持ちになりました(『ウエストサイドストーリー』=『ロミオとジュリエット』
なのに)😅😂。

OSK日本歌劇団​でも
わりと最近『​ロミオとジュリエット​』ダンス・レビュー
と銘打って上演されておりまして(楊琳さんのロミオ、舞美りらさんのジュリエット😍)、

コロナウイルス禍で非常事態宣言中のいま現在、
『ロミオとジュリエット』もふくめ
OSKの上演作品のDVD・ブルーレイが公式サイトで
定価の半額セール開催されておりますので、
興味あるかたはぜひ、閲覧してください。

(ちなみに私は、コロナ以前に定価で購入しました。とほほ😂。)

過去、
劇団四季も宝塚も上演している『ウエストサイドストーリー』、
ダンスに定評あるOSKなので
OSK版『ウエストサイドストーリー』もぜひみたい!
のですが、
版権の問題でかなりきびしいでしょうか。


1995年の香港映画『​夜半歌聲 逢いたくて、逢えなくて​』

香港版『​オペラ座の怪人​』というべき悲恋メロドラマですが、

レスリー・チャン扮する
名優ソン・タンピンは、ロミオ役に定評ある舞台俳優の設定でした。

劇中劇の『ロミオとジュリエット』に主役の恋人たちの悲しい運命が重なって、泣かせてもらいました。

レスリーの『夜半歌聲』、
じつは1937年の同名映画のリメイクだそうで、
くわしくはこちら、​『夜半歌声』中国版オペラ座の怪人​。


1937年版はメロドラマというより
れっきとしたホラーのようですが、
戦前の古い映画、英語の字幕で拝見できるのはありがたいことです😅。
(モノクロではっきりしない画面、当時のお約束なのか、
演じる俳優さんたちが、いちように
能面のように動きの少ないかたまった表情なのがいっそうこわい😂。)
1937 真夜中の歌声



日本の歌謡曲も香港版でたくさん歌っているレスリー、

検索していて偶然みつけたのですが

浜田省吾の『君が人生の時』
があって、驚きました。





レスリーの歌う浜省ならば、聞きたい曲ごまんとあるのだけど、
『愛のかけひき』とか、
ぜひレスリーに切なく歌ってほしかったなあ💗。


・・・どんどん話がそれてしまいまして、すみませんでした🙇😅。


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2020年5月 3日 (日)

過ぎし日の仏領インドシナ・サイゴンの夢。

古写真がみれる写真集や書籍はなかなか見つからないのですが
(もしかして日本語だから??😅😂)
検索すると昔日の興味深い動画
がたくさん出てくる、ネット💻は便利です。
(がんばって、ちょっとはベトナム語もよめるようにならなきゃ😂・・・)

 


100年前の映像と銘打たれていますが、
もっと新しく、せいぜい1930年代前後のような気がします。

自転車にまじって牛車、人力車。
今ならバイクの洪水にタクシー🚖?
しかし、道路は現在よりずっと綺麗に舗装されているような、ふしぎふしぎ😲。

手元にある新書サイズの古書『佛領印度支那』(南進社刊・1941年発行)
の口絵から(以下・同)、

1a
華僑の本拠チョロン中央市場の偉観
・・・とあるけれど、これはベンタイ市場?
佇まいは現在も面影かわらないけれど、市電が走っているあたり
21世紀現代より交通べんりだったりして😅。

2_20200507221301
安南人のアマと街頭風景
この​アマ​は、ベビーシッター、御守役でしょうか。
西洋人形のように愛らしい、フランス人のこどもたちにかしずくアマ、
現代はみられなくなった光景ですね。

 



1940年代の希少なフィルム。
国際都市サイゴンはますます発展して、
ハイセンスなファッションに身を包んだ女性たちが闊歩する。
賑わう波止場、繁華街。
モボとモガが突撃する建物はプレスルーム​。 

 





こちらは1900年から1945年と時間に幅のある動画。
王族らしき高貴な人々
から
労働に従事する一般人、
支配階級であるフランス人とおぼしきヨーロッパ系の人々の優雅な日常、

動画のラストあたりには
仏印進駐する日本軍もちょっとだけ登場。

 


コロニアルの夢はロマンティックだけど、
現地の人々にとっては過酷な日々のみ。

『佛領印度支那』には
「フランスはこれだけ天然資源の豊富な土地と二千三百萬の住民を支配してをりながら、
その支配に値する経済開発を行い住民を幸福にすることには少しも骨折っていない。
それどころか、常に経済開発を妨げ資本も技術も自国だけで独占し、住民は厭抑して文化的向上の 
芯を止める方策をとっていたのである。恰もイギリスの印度における如く、佛領印度支那は
フランス人に滋養物を供給する乳牛以外の何物でもなく、その搾取ぶりは一層苛烈であった。」
と、あります。

いっぽう、現地人について、
「・・・安南人は質素勤勉で一般に教育を尊び、社会各層を通じて読書、詩舞、音楽の趣味深く
上流者はかなり発達した藝術的情操をもっているが、一面には詐り多く賭博を好む悪風を有し一般に
経済観念に欠けている。男女ともに喫煙を愛好しキンマを噛み阿片を吸い・・・」
と、いささか相反する評価😅。


2015年に宝塚歌劇で上演された​『舞音-MANON』
は『マノン・レスコー』を仏領インドシナ時代のサイゴンで
フランス軍青年将校シャルルと踊り子マノンの悲恋におきかえた作品ですが、
宗主国であるフランス人男性の現地妻となったベトナム人女性のかなしいエピソードは
めずらしくなかったのかもしれない・・・と過ぎ去った時代が偲ばれます。

『舞音-MANON』/『GOLDEN JAZZ』


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2020年5月 1日 (金)

過ぎし日の仏領インドシナ。

モーリス・シュバリエやジョゼフィン・ベーカー
が歌ってロングヒットになったシャンソンのエキゾチシズムあふれる名曲🎵
プチ・トンキノワーズ​(邦題は『かわいいトンキン娘』)。

トンキンとは現在のベトナム・ハノイ近郊のトンキン湾一帯のエリアをさすといいます。



ネットでみつけた『トンキノワーズ』の楽譜の貴重な表紙、​ここ​と​こちら​。
あらら? なんだかジャポニズム😅??

トンキン=日本の東京
と混同されたのかしら。

トンキノワーズの楽譜の初版発行は1906年、

プッチーニのオペラ『蝶々夫人』初演が1904年、

川上一座のマダム貞奴がヨーロッパ巡業で大当たりしたのが1900年から翌1901年
と時間軸が近く、

東洋の神秘が欧米人を魅了したので
こんな可笑しな誤解もあっても不思議ではないのかも。

というより、20世紀初頭の帝国主義の時代。
日本もベトナムもその他東南アジア地域も、
西洋列強にとっては区別のつかない、とるにたらぬ存在だったというべきでしょうか😢。

トンキノワーズの
詞もメロディーもうつくしくロマンティックなだけに、
いっそう切ないですね。

アルベールカーン
当時の仏領インドシナを撮影したコレクションのなかの有名な1枚。


191578
1915年、ハノイにて
螺鈿の屏風はじめ麗々しくかざられた装飾品
を背景にしどけなく横たわる美しい女性。

(『アヘンを吸う女』とタイトルついてるけど、パイプや小道具が手前におかれているだけで
実際に吸引しているわけではない、なんだかポーズをとるモデルに近いような😅。)

・・・これぞまさしく、ラ・プチ・トンキノワーズかも。
とみとれてしまいます。


1915911
カーンコレクションから、
やはり1915年、ハノイ近郊で阮朝の高級官吏を撮影したとされるきらびやかなショット。

(・・・バックで見物している大人やこどもたちがにぎにぎしい😅、
なんだかわが国で、決めポーズで武士や芸妓を撮った幕末明治の古写真を連想してしまう、
してみるとこの高官さんたちもコスプレ?とかんぐるけど、いずれにせよ100年前の貴重な写真。)



もうもどらない時代の瞬間をきりとった
ふるい写真は大好きで、
もっともっと見たい!
・・・のですが、私自身の知識と経済力(苦笑)不足で
なかなか見つかりません。

がんばって、発掘したいなあ。

奇跡の映像 よみがえる100年前の世界


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