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2023年5月26日 (金)

遅れてきたファン。

2022_20230529230201 宝塚のフレッド・アステアと讃えられた名ダンサーで
元トップスターの大浦みずき(愛称・なつめ)さん。


若くして天国に旅立たれてから、
はやいものでもう14年目、
今も多くのファンの心に生きているなつめさん。


その昔、学生時代に阪急電車の広告で
なつめさんの顔写真を拝見して、
不思議な存在感にひきつけられました。

スレンダーで手足が長く、色白で細面、
ロシアか北欧のクォーターといわれてもうなずけるような?
なのにお顔はどちらかといえば和風で、
西洋と東洋の良いとこどりしたような、
独特な雰囲気は宝塚歌劇にマッチしているなと。

文字通り、白面の貴公子役がぴったりだと思いました。
実際に、『ベルサイユのばら』のフェルゼン伯
や『会議は踊る』のアレクサンドル皇帝は
はまり役だったと思います。

とても残念なことに
私も
遅れてきたファン、

お姉さまの内藤啓子さんの著書『​赤毛のなっちゅん​』と
なつめさんご自身のエッセイ
を読んでから魅了されました。

元気いっぱいな幼少期から、
バレエにまい進した少女時代、
念願の宝塚音楽学校にも好成績で合格。

タカラジェンヌとしての活躍のかげに
知られざるご家族の苦闘の歴史あり?

父上は芥川賞作家の阪田寛夫先生、
次女は宝塚の男役トップスター
と聞けば、なんとゴージャスな家庭かと
知らない者(私)は感嘆するのですが、

四人家族でうちふたりが
もの書きとアクトレスという浮き草稼業
となると、残りふたり
堅気のお母さまとお姉さまにしわ寄せが来るのは不可避?

家内工業?で公演挨拶状作成したり、
ファンのつどいや雑誌撮影用のプライヴェートウェア
ほとんどがお母さまのお手製だったり(昭和だなあ)。

・・・とくにお母さまの裏方としての協力と応援は
並々ならぬものがあり、畏敬しかありません。

スター大浦みずきの評伝
のみならず、
ファミリーヒストリーの素晴らしい記憶と
しずかな終焉までを物語られている結末とも受けとれ、
本の末尾では目がうるんできます。

希望としては、NHKでドラマ化してほしいですね
(むろん宝塚歌劇団総協力で、OGのみなさんにもご出演いただいて)。

主役はもちろん『あのかた』で😊・・・
と申し上げたいところですがそこまでは欲張りすぎになってしまうかも、

思考は現実化する
といいますから、楽しみに待ちつづけたいです。

 

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