『おかあちゃんがつくったる』
図書館で借りてきました。
長谷川義史さんの絵本『おかあちゃんがつくったる』。
なんだかもう、それはそれは、身につまされます😅。
お父さんがなくなってから、ミシンの仕事で『ぼく』と『ねえちゃん』
を育てているお母さん。
そのお母さんが心込めて作ってくれたものは、どこか『へん』だけど
お母さんの気持ちがわかっているだけに、『ぼく』は文句いえない。
私はこの『おかあちゃん』のつよさ優しさ
にとうていおよびませんが、
『おかあちゃん』と『ぼく』
どちらの立場もわかるだけに(苦笑)
胸がいっぱいになります😭😭。
昭和50年代の私が子供だったころ、
まだこんな『おかあちゃん』たちはいたような。
クラスメートの家にあそびにゆくと、団地の階段に(部屋番号・名前併記で)『仕立物いたします』
の貼り紙もよく見かけたと記憶しています。
残念ながら
私の母も祖母も
裁縫・ミシンまったくできない人たちだったので
身近でふれる機会はありませんでしたが。
閑話休題、
昭和11(1936)年『婦人倶楽部』10月号より。
かつては家庭で小学校の体操着
てづくりすることは
めずらしくなかったのでしょうか。
戦前の写真と図解なのですが、
『おかあちゃんがつくったる』リアルタイム?
の1970年前後のスタイルといってもじゅうぶん通るような
新しさ、ふしぎふしぎ😊。
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