懐かしき昭和のギャグ少女マンガ。
坂本ミドリさんというかたの著書
を、ぐうぜん古書店でゲットしました😊。
1970年代に講談社の雑誌『なかよし』で活躍された漫画家さん
と思うのですが、比較的早い時期に結婚して引退されているとか。
卓抜したギャグセンス(笑)で、現在まで復刊のぞむファンのかたが少なくない
ようです。
収録されている中編(全3話)、
長年もういちどよみたかった(笑)作品に再会しました。
記憶違いでなければ(笑)
昭和48(1973)年『なかよし』発表、
もう半世紀前ですね。
当時(笑)私は、やっと小学校に入るか入らないか
というところの鼻たれた(笑)幼児でしたが・・・
ご近所の小学校高学年のお姉さん宅に入り浸って(笑)、
本やマンガ雑誌をみせてもらっていました。
まさしく昭和(笑)、いま思うとのどかな時代だったかも。
こじき、いえホームレスの母子のマンガ。
現在なら発表できない?
『新コジキ伝』というタイトルもよくわからず、
当時NHKで放映していた人形劇『新八犬伝』
をなぞったのかなと、漠然と(笑)思っていました。
本来はやんごとなき名家のかた!?
リアルでみていたときは、子供だったので
そんなことわかりませんでしたが・・・
石坂小路(いしざかこうじ)家、
・・・ちなみに当時の石坂浩二さんは
若手二枚目俳優で、現在の菅田将暉くんみたいなポジションだったのかな?
・・・で、こうなる。
どうみても、ルリ子ちゃんの感覚のほう
がまともだなあ。
逃げるに逃げられず、なぜか必ず
お母さんに引き寄せられてしまう。
『親ガチャ』や『毒親』などという単語は、
当時は無かったのですが😖。
なぜかブタ🐷を飼っていて・・・
飢餓感に耐えかねて
ブタを食べようとするルリ子ちゃん
の、リアルな迫力😲。
がおもしろくて、当時はげらげら笑ってたっけ
(くたびれて年とったいまは、ぎゃくに笑えないかも)。
少女マンガチックなシンデレラ的要素がまるでないわけでもなく、
ときどき釣り合う良家から縁談が来たりもするのですが・・・
お母さんが娘をさしおいて舞い上がってしまい
ことごとくぶち壊す😣😵。
子供のころ読んだときは、
最後がどうなったかまで覚えていなかったけれども
少女マンガにしては、あまりといえばあんまり。
がんばれ、ルリ子ちゃん!😭😭
というのも、むなしい(作者のかたも、べつにそこまで考えておられないとは思うけど😅😅)。
今までは、引退された作家さんの作品はなかなか復刊されなかったのですが
電子書籍の時代になれば過去の埋もれた名作も
自在に拝見できるようになるのかな?
それにしても、『三つ子の魂百まで』と申しますが
昔から、感動するお話が苦手で、
ギャグとナンセンスが好きで😣😖、
我ながら(笑)ろくでもない子供だったというのがよくわかるのですが
そこだけは今も、変わりません(困)。
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なかよし、
読んでた事もありますが、
これは知りませんでした。
その頃は多分他の漫画本や雑誌を読んでいたのかもです。
絵のタッチ良いですね。
子どもの頃には漫画は一生読むのだろうと思っていたくらい好きでしたが、いつの間にか読まなくなっていましたね。
そして子どもたちが漫画を読む年齢になった時にちょいと読む程度になりました。
その漫画も処分したいのですが、今度は孫が捨てないで!と…
でも傷んでいるのはこっそりと捨てようかな。
投稿: ローズ | 2023年12月 6日 (水) 09時28分
ローズさま、ようこそ( ^^) _旦~~。
ですよねえ😀、われわれ(笑)昭和後期に成長した世代は、
こども時代のどこかで、夢中でマンガにはまった経験
あるかたが多いだろうなと😊。
かつて愛読した作品、
孫姫ちゃんが楽しんでくださるって、うれしいですね😍。
・・・このマンガ読んでいた同時期、若き日の里中満智子先生ほか、
のちにビッグネームになるみなさんが、
従来の『かわいい』『ほのぼの』だけでなく、
(より良く生きるには?)(「人を愛する」ってなに?)みたいに
読者に考えさせる中身のある作品をぼちぼち掲載しておられたと思うのですが・・・
ギャグ、ナンセンスしか覚えてないという・・・
情けなや😅😅。
投稿: saruyuri | 2023年12月 6日 (水) 19時31分