文化・芸術

2019年3月13日 (水)

OSKの『新撰組コンチェルト』。

・・・浦賀に黒船が来航して以来、開国か攘夷か騒然とする世情。
幕末動乱の時代の波にのまれもがきながら、
若者たちは己の進むべき道を模索していた。

新撰組生え抜きで明治を生きのびて天寿を全うした
永倉新八(栞さなさん)のナレーション、

京で新撰組に粛清された長州シンパ?
の不逞浪士たちの怨霊(天輝レオさん、斎藤一と二役) 
との掛け合いのかたちで、
新撰組興亡の物語が語られてゆきます。

Osk7 多摩の田舎で、乱世に一旗あげようと剣術稽古にはげむ
試衛館の面々。
京の治安警護のため会津藩預かりのうえ身分を問わず武士にとりたてられるとの
浪士組募集に色めきたつ。

たかが俺達/されど俺達/武士(もののふ)ではないが/

Osk8 やがて果敢な活躍が会津に認められ、
『新撰組』の名を賜る。
京の市井の人々の間で評判高い新撰組に、
芸妓衆も惹かれてゆく。

Osk1 土方にあわい思いをよせる
若手芸妓・梅若。
「土方はんは、『鬼』なんかやない、志のある優しいお方や・・・」

・・・観る前は悲恋を想像していたのですが、あっさりと一方通行の片思い(笑)、
それがかえって良い味だしている、 
芸妓さんたちは、殺伐とした男の世界に安らぎをそえる、明るい狂言回し
Osk5 生え抜きの同志である山南の離反と切腹、
池田屋で喀血して病の床につく沖田。
鉄の規律で縛られた新撰組の「なにか」が瓦解してゆく
とともに、時代は急旋回しつつあった・・・

Osk3 朝廷の懐柔に成功した薩長同盟、
新撰組はあえなく『朝敵』の汚名をかぶる。
時流の転変のなかで、
沖田や近藤をうしない、
Osk6 先立った同志たちの志を背負い報いんがために
土方歳三は
戊辰戦争から函館の
最後の最後まで戦いつづける・・・

Osk9 土方の死。
楊琳さんの倒れ方がとてもうつくしくて、みとれてしまいました。
・・・千秋楽の舞台を、
娘とゴック先生(主人のベトナム語会話の先生)と観る機会をえました。


Osk2 娘はともかく、さすがに
ゴック先生には幕末の時代劇はわけがわからない
のでは(じつは、娘もかなりあやしい(苦笑))
と思ったのですが、
和服の所作や殺陣、
京ことばやべらんめえはものめずらしかったようです(ゲイシャ・サムライ?)

「・・・これ、たった150年前の出来事なんですよ
といったら、そっちのほうが意外だったようで。

Osk10 エンディングのOSKのテーマ『桜咲く国』、
和服とパラソルのミスマッチも、歌劇の魅力。
歌舞伎の反対ともいえる
女性劇団員のみの舞台『少女歌劇』は、

歌舞伎とならび日本独自の、
世界に誇れるサブカルチャー
だと思います。

ダンスと歌のステージもさりながら、
ジェンヌさんたちの発声と話し方が美しいので
日本語の勉強(ヒアリング?笑)にもなるらしく、
また、さそってください
と言っていただけるとうれしいですね
近鉄アート館の公演はおわりましたが、 
この4月にあのハウステンボスの親会社、旅行会社のエイチ・アイ・エス
主催で
大阪城ちかくのクールジャパン大阪開場記念公演
と銘打って
宝塚OGや​ハウステンボス歌劇団​等グループをかえて何回か歌劇上演され、
OSKは今回の『新撰組コンチェルト』をひっさげて参加されるようです。 

史上初!! 日本の歌劇大阪城に集う

お近くのかた、興味もたれたかたは、ぜひ足をお運びください。 


人気ブログランキング

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村


2019年3月12日 (火)

OSK『新撰組』観てきました。

Osk OSK日本歌劇団​『新撰組狂奏曲コンチェルト』
近鉄アート館の公演がぶじおわりました。

昨年の今頃は、同じく
はやみ甲先生の作・演出・振付の『三銃士ラセコンド』堪能しましたね。

『三銃士』ではアトス役の楊琳さんが土方歳三
(楊琳さんは、知的でクールな役がとても映えますね!)、
アンヌ王妃の千咲えみさんが愛らしくひょうきんな
先斗町の芸妓・梅若さん。どちらもはまり役でした。

それにしても楊琳さん、
年末年始の『円卓の騎士』主演につづき
3月の『新撰組』主演、間をおかず『春のおどり』開演
と文字通りたてつづけ、休む間もない感じですが、
どうか大事無く全うしていただきたいと祈願します。

キャスト10数名のすくない人数で
ミュージカルを構成するのは大変だなと頭がさがりますが、
おかげで観る側は、演じるみなさまと
距離が近く劇や舞台のうつくしさをじっくり鑑賞できるたのしみがあります

Osk4 ブロマイド画像右端、沖田総司に扮する虹架路万さん。
『血風録』や『燃えよ剣』のイメージとやや異なる、
からりとドライでちゃきちゃきしたべらんめえ調の若者を好演されました。

外見も、舞台とはいえ金髪ロングヘアの沖田総司・・・
その昔、昭和50年代のNHK人形劇『真田十勇士』の
やはり金髪ロンゲの『猿飛佐助』をふと思い出しました
(あの辻村ジュサブロー氏の人形美も、当時としては、いえ今みても、
ひじょうに斬新だった)。

Nhk 猿飛佐助と、背後に
美しいくの一、夢影。

おそらく、歌劇おとめのみなさんは、
形式上、男役・娘役と分かれていても
じつはどちらも自在に演じられるのでしょうね。

虹架路万さん、小顔で華奢なので
娘役もいけそう
と思ったら、実際に最初は娘役に分別されたのを
とちゅうで男役に転向されたのだそうです。

ギムナジウムとか、
少年役もとてもあいそうですね
・・・たとえばコメディータッチのミステリーで、
桐生麻耶さんの明智探偵(そして二十面相、一人二役で)、
虹架路万さんの小林少年、
朝香櫻子さんの妖艶な「黒蜥蜴(とかげ)」
・・・ 
なんて、妄想するだけでたのしくなってきます(ワクワク)。

Osk_2 劇場出入り口で、
顔見世とファンサービスに立つ若手ジェンヌさん。
未来のトップスター、名コンビでしょうか

2019年3月 5日 (火)

遠き仏領インドシナ。

戦前戦後を通してパリを席捲した流行歌
可愛いトンキン娘』。
ジョセフィン・ベーカーはじめ多くのスターが歌ってヒットしたようです。

トンキンは、トンキン湾一帯
つまりハノイふくむ現在のベトナム北部をさすのだそうで。
歌われている『トンキノワーズ』は
たぶんショーガール、歌手か踊り子とおぼしく、
異国情緒あふれる詞とメロディーは
パリの聴衆に大いによろこばれたことでしょう。

こちらは1941年発売の『佛印だより』、
現在は失われた時代の記憶の断片
・・・のはずなのに、
なぜか歌詞に既視感がありますね。

(親日のベトナム美人にDNAのルーツの近さを感じ、
サイゴン米の美味しさに舌鼓をうつ?・・・
21世紀現代も、あまりかわらないような。)

戦前の貴重な映像。

街の中心を市電が走り、
鉄道を引いてりっぱな列車が通る、サイゴンは時代の最先端をゆく都市だったのですね。

そういえば、ハノイで開催された先の米朝会談・・・
交渉中断して大きな成果はなかったように報道されましたが
開催地ベトナムには経済効果とかメリットが少なからずあったのでしょうか。
(北の将軍さまは往復はるばる大陸横断して鉄道でお帰りになったとか、

これからベトナム各地をむすぶ鉄道そのほか交通網がいっそう発展してより便利になると

いいのですが。)


人気ブログランキング

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

2019年1月11日 (金)

『若い日本』山口采希さん。

くりかえし、聴きほれています。

若い女性シンガーののびやかな歌唱が、いっそう詞と曲のよさを引き立たせていますね。

本来は、奈良県大和高田市が発祥の地。
1964年東京オリンピックの2年前、1962年に一般公募された
『国民の歌』で、市職員のかたが応募した作品がみごとグランプリに輝いたのだそうです。

大和高田市で生まれた国民の歌
若い日本

うら若きシンガーソングライター山口采希さんは
東大阪市ご出身とのことで、なんだかうれしくなりました。
ゆくゆくは花園ラグビー場、ラグビーをテーマにした楽曲もてがけていただきたいですね。
今後いっそうのご活躍に期待します。

​​​​「若い日本」~国がさくらの花ならば、ひとりひとりが花びらだ 輝く誇りを持っている​​​​



人気ブログランキング

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

2018年12月26日 (水)

OSK日本歌劇団『円卓の騎士』。

Osk2 OSK日本歌劇団の『​円卓の騎士​』。
幻想性つよく、味わい深い作品でした。

原典は、いわずとしれた『​アーサー王伝説​』、
細かい設定はオリジナルな味付けもありましたが・・・
 
ときは5世紀。
ようやくローマ帝国の支配を脱したブリテンの地は、
北方のノルマンやサクソン等あらたな外敵の侵攻にさらされる群雄割拠の混沌にあった。

ブリテン人すなわち先住民族ケルトの崇拝
をうけるドルイドの長・大魔術師マーリンは、
先王ユーサー・ペンドラゴンの息子アーサーを
ブリテン統一の大王とすべく養育する。
名剣エクスカリバーの持ち主と定められ、勇猛な戦士に成長したアーサーは、ゆくゆくは
マーリンのもとで姉弟同然に育った女魔術師モルガン・ル・フェイ
と結ばれて自らと同じく英雄となる息子をもうけるはずだった。
いっぽうアーサーを名剣エクスカリバーへとみちびいた湖の乙女
が育てたランスロットはアーサーの親友にして頼もしい同志となる。

・・・実は湖の乙女イグレインこそ、
アーサーの生みの母だった。
ブリテンの王となるべく生まれたばかりのアーサーをマーリンにとりあげられ、
やりばのない悲しみにしずんだ彼女は、湖のそばで戦死した騎士とその奥方の赤子をひろい
わが子同然に育てることで母性愛を満たそうとしたが、
それすらもマーリンの計略内だった
(アーサーに大事あった場合、ブリテン統一の任務をつとめるダミーが『湖の騎士ランスロット』)。

しかし和平の使者として
コーンウォールの王女ギネビアが現れたことから
マーリンの計略に狂いが生じる。

ギネビアの美しさと優しさ、
「神がお望みになるのは『支配』ではなく『愛』です
と述べる進取の精神に惹かれてゆくアーサー。
マーリンの反対を押し切り
ついに彼女を妃にむかえる。
(しあわせでいっぱいのふたりだったが
親友ランスロットもまたギネビアに魅せられていた。)

名案を思いつくアーサー、

「『円卓』をつくろう。
種族や身分の上下など関係なく、うちとけて友と語りよろこびかなしみをわかちあえる
『円卓』を」

瞳かがやかせて同意するギネビア。

悲しみにうちしずみ出奔したモルガン・ル・フェイは
「喪わずにすむ私だけの『愛』がほしい」
と望み、魔法の禁忌をやぶって塵から赤子をつくりだしてしまう。
が、マーリンに看破されとりあげられたみどりご
に、マーリンは地上最強の魔法をかける。
アーサーもランスロットもおよばぬどころか
世界をも破滅させかねない力を秘めた危うい存在『モードレッド』。
ケルトの民によるブリテン統一の宿願のためにやむをえない必要悪の
筈だったのだが・・・


Osk3 湖のおとめとマーリンのお告げにみちびかれ、
岩から聖剣を抜こうとこころみるアーサー。
背後にはいにしえの妖精たちが舞い踊る。

Osk2_2 国土統一の相次ぐ戦に疲弊する王の心を癒す 
爽やかな風のようなギネビア姫。
魔法や妖術でも、人が人を恋する心はおさえられない。

姦計にはまり不義密通をでっちあげられた
ランスロットとギネビア、

Osk5 妃処刑の土壇場でマーリンのはかりごとを知り
苦悩と絶望に混乱するアーサー。
「すべては・・・嘘か!!」

モードレッド「もはやアーサーもランスロットも要らぬ。
武力と圧制で私が最強の王国を仕上げよう」
 

Osk4 生みの親モルガン・ル・フェイはもとより
大魔術師マーリンもすでにモードレッドの敵ではなかった。

・・・世界支配のコントロールのために
最高の叡智を結集してつくりあげられた強大なエネルギー
がやがて製作者の手に負えない暴走を始め、世界を破滅させかねない
危険な存在と化す
・・・って、これは原水爆、『核』の暗示なのでしょうか。

しかも万人を不幸においやる危険な『怪物』が
外見は『美しい子供』とは・・・
映画『オーメン』か
あるいは手塚治虫先生の初期傑作『メトロポリス』を
思い出すような・・・ぶるぶるっ。 

最期の戦い。
渾身の力でエクスカリバーをふるい
モードレッドをたおすアーサー(事実上相討ち)、
モードレッドは元素に戻り飛散した。

Osk1 瀕死のアーサーを抱きささえるモルガン・ル・フェイ。
「貴方にとって、私はいつまでも『姉』でしかないのね」
と悲しみながら、これもまた『愛』。
女魔術師の彼女でさえも、「みのらない、報われぬ愛」はなすすべがなかった。

・・・いろんなことを考えさせられ連想させられる作品でした。

土着の古い信仰勢力が
キリスト教の新興勢力に淘汰されてゆく
時代の変換。
ともとれるし、

民族統一の強権国家を成立させようとする
ナショナリズム(マーリン)と
和平・多民族共生を説くリベラリズム(ギネビア)の対立
を表現しているようでもあり、

中世騎士道ロマンに題材をとりながら、
どこかとても今日的。

偉大な王というより
運命の子として戦いつづけねばならない
孤高の若者・アーサーを
熱演した楊琳さんは完璧すぎるほどに美しく、

大魔術師マーリンも制御できない
モードレッドに扮する実花ももさんは、
ぞくっとするほど異彩を放っておられました
(ふだんは愛らしい娘役さんですね。そう思うと、妙にエロティック)。

みなさま、すばらしい舞台ありがとうございました。

1月からは東京公演ですね。
観にゆかれるかたが存分に楽しんでくださいますように。 


人気ブログランキング


本・書籍ランキング

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

2018年11月30日 (金)

『円卓の騎士』ポスター。

Osk0OSK日本歌劇団
12月・1月公演の『​円卓の騎士​』ポスター。
駅構内の・・・たいそう見づらい位置にはられていました

アーサー王伝説なので、これは・・・不倫に端を発する悲劇で
滅びの美学にもってゆくのかなと想像しますが、
主役はランスロットではなくアーサー王とのことで、どんな展開になるか期待しましょう。

楊琳さんのアーサー王

舞美りらさんのギネビア王妃、

一昨年は
『ロミオとジュリエット』でも共演した名コンビのおふたり

楊琳さんは今年は『三銃士』に始まり『春のおどり』『夏のおどり』
『マイ・ディア』、来年3月の『新撰組』と花舞台がめじろおしのご活躍、
凛々しい美しさにますます痺れさせてもらえそうです

衣装製作は​こちら​、
気鋭の舞台コスチューム製作チームとのことで、これもまた観劇の大きな楽しみ
なので見逃せません。


人気ブログランキング


手芸・ハンドクラフトランキング

にほんブログ村 ハンドメイドブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

2018年11月11日 (日)

『国歌』は『愛国歌』?

フランス国歌『ラ・マルセイエーズ』
フランス革命当時の流行歌だったことは有名ですね。

こちらはベトナム国歌。
成立したのはぐっと新しく、ベトナム戦争中~戦後でしょうか。

奇しくも、
第二次大戦まで宗主国だった(当時のベトナムは仏領インドシナ)フランス国歌
にどこか似通っている感じです。

いずれも、いわば『階級闘争』、被支配・抑圧から脱出して
自由平等な人民支配国を形成しようとする戦い。

(フランスは対王侯貴族・上流階級、
ベトナムは外国の植民地支配および従来の国民の支配階層の駆逐。)

勇ましく士気あがりますね。


芸術・人文ランキング

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

2018年10月31日 (水)

なつかしいフィギュア・人形。

夫や息子がネットオークション等で大枚はたいて(笑)

ゴジラだのキングギドラだの買いあさるのを
あんなもんのどこがそんなにいいのかしらん・・・
と醒めた眼(笑)でみていたのですが、

検索して発見、これは・・・ほしい!!
とビビビッときました(苦笑)。

​なつかしのNHK連続人形劇・新八犬伝​の犬塚信乃の​フィギュア​、

フィギュアでここまでジュサブロー氏の人形美を
再現できれば上出来だなあと

ほかの七犬士はもちろん、
伏姫や玉梓が怨霊(爆)の女性陣もぜひフィギュアでみてみたいものです。

新八犬伝の後番組で、同じく
ジュサブロー氏が人形造型担当された『真田十勇士』も・・・
解体してまたほかの人形につくりかえられたり、
散逸したりでほぼ当時の完全体が残っていないそうです(悲)。

しかし。
ネット時代のありがたさ、
検索すると
京都の人形店のサイトでヒットしました。

人形作家 「辻村ジュサブロー(辻村寿三郎)」作

NHK連続人形劇 「真田十勇士」 シリーズ

ななななんと、レプリカでなく
番組で実際に使用された『真田十勇士』登場人物の人形!?

いずれも売り切れ、
相当な価格ですがものともしないファンにお買い上げされたのでしょう。

あやしくも美しいジュサブロー氏のお人形、
全身の画像アップしてくださるだけでもうれしくて、
ためいきついてみとれてしまいます

それにしても、
冷酷な美剣士・佐々木小次郎

じっとみているとやはりなんとなく面影があるようで
その原型は犬塚信乃?? と連想します


人気ブログランキング


芸術・人文ランキング

にほんブログ村 ハンドメイドブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

2018年10月26日 (金)

OSK『マイ・ディア』。

予約していたDVDが届きました。
『マイ・ディア』、​OSK​版『​ミーアンドマイガール​』。

OSKきっての名ダンサー、真麻里都さんのさよなら公演でもあります。

Osk オリジナルのミーマイは1930年代初演のロンドンミュージカルで
主人公は名門貴族の末裔ですが、

OSK版ではぐっと現代的に?
下町の孤児院育ちの若者が老舗ホテルの亡き社長のおとしだねにして
唯一の継承者という設定。

同じ養護施設で育った仲間たちとともに、今はショーパブのダンサーをしているビリー青年、
夢はかつての自分のような恵まれないこどもたちを一流のステージに招待して
うんと楽しんでもらえるようなエンタティナーになること。

思いもよらぬトップホテルの跡取りとして見出され、
仲間たちに抱負を語る。
これは意外にも、夢をかなえる願ってもないチャンスかもしれない。
みんなを一日もはやくダンサーとして招集するべく
自分はホテルの相応しい社長と認められるようがんばる、
それまでみんなもがんばって精進してほしい・・・

慣れないことばかりで
てんやわんやながら、失敗を重ねながらまい進するビリー。
努力の甲斐あって次第に経営者の風格をそなえてゆくものの、
忙殺されている最中に
仲間の職場であるショーパブが倒産・閉鎖。

幼なじみで恋人のジルはいまやふたりの住む世界(階層)がちがうことを自覚して
ビリーの幸せのために身を引こうと決意する。

先代社長の旧知の超VIPが連泊する予定が入った。
急遽ホテルに招聘される仲間たち、
ふだんのブレイクダンスふうと大きく異なる
エレガントな社交ダンスの猛練習に大わらわ、
しかしジルがとつぜん行方不明に・・・
 

・・・このオリジナルの伏線はなかなか素敵だったと思います。

いれかわりたちかわりで現れる
下町の仲間たちとホテル職員のみなさん
(中の人は同じ人?)、レビュー独特のあざやかな早代わり。

なにより、キャラクターに悪い人が誰もいない、
ハラハラドキドキも楽しくて、心あたたまります。

笑いながらもほろりとさせられるコメディー、今後も
どんどんとりあげて上演してほしいですね

Osk_2 ・・・じつはこの公演、8月31日の猛暑の候に観劇しました。
つきあっていただいたのは、主人にベトナム語を教えてくださっているゴック先生。
イギリスや日本に留学したのち、現在はこちらでアパレル商社勤務の
うら若き才媛です。

日本のポップカルチャーにふれる機会というとオーバーですが、
少女歌劇という日本独特な演目で、まずは楽しんでもらえたようで、よかったです。

いまやベトナムはエンタメがすごく盛んで、
いろんな規模の劇団やダンシングチームがたくさんあるようですが
宝塚歌劇のような、女性だけの個性的な劇団というのはあまりないそうで。

ゴック先生、
「主役の人(真麻さん)、(舞台挨拶で)ふつうに話してるときは
どうみてもきれいな女の人なのに
上演中は、ちゃんとかっこいい男の人にみえますね!
すごい」



ベトナム美人をOSKの魅力にはまらせる。
というのも、面白そうです

2018年6月28日 (木)

『桜咲く国』。

タカラヅカの『すみれの花咲くころ』

に該当する、OSK日本歌劇団の『​桜咲く国​』。




Osk2018 本来は『春のおどり』のエンディングテーマで使用されたとききますが、

現在はOSKの主題歌といってよい存在、

プロ野球『楽天イーグルス』の応援歌でもあるそうで、

ますます普及してほしいですね。

聞いていると、日本国の応援歌のようにも聞こえ、

とりわけ被災した(苦笑)身に沁みます。


 

これから、あるいはすでに

祇園の舞妓・芸妓さんたち、

タカラジェンヌやOSKジェンヌの皆さんも先頭にたって

被災復興支援の募金活動も始まっているかもしれません。




サムライ・ブルー、

サッカーワールドカップの日本代表の皆さんの活躍にも

とても元気づけられ励まされます。

日の本は、亡びず。


人気ブログランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

フォト
2019年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

にほんブログ村

無料ブログはココログ