映画・テレビ

2024年6月25日 (火)

『新・平家物語』若き日の清盛。

吉川英治の歴史巨編、『新・平家物語​』
を人形劇で再現した『人形歴史スペクタクル 平家物語​』
30年前の傑作が、いまNHKで再放映されて、
ファンとしてはうれしいかぎり😊。

盛者必衰、めまぐるしい激動と哀歓は
もちろんですが、
私、じつは原作の冒頭から登場する
若き日の平清盛がいちばん好きです😍(おはずかしい・・・)。



川本喜八郎先生の公式サイト​より、
うだつのあがらない二十歳の清盛くん
の説明。

・・・平忠盛の嫡子。白河院の落胤説もある。母泰子に反発し、出生の秘密に悩む
青年清盛は、まことにその辺にいる劣等感にさいなまれる若者と変りがない。
母のわがままで、家計はまたたく間に窮し、叔父の家に借金の使いをする情けない青春・・・

なんとすばらしい、非の打ちどころの無い(笑)紹介文💖。

そして故院の寵愛をうけたことを鼻にかけ、数人の子持ちとも思えぬほど
の絶世の美貌なお衰えぬどころか驕慢で女王然としたわがまま放題な
清盛くんのお母さんも、魅力的で痺れる😍(←ばかですねえ😅)。

野心を胸に秘めつつ、さえないぱっとしない青年😣
が運命と時代の変動のなかで成り上がり
国のトップ、大権力者と化す
おもしろさとおそろしさが本作の醍醐味なのですが、
私の心は依然(笑)、うだつのあがらぬ若者・清盛くん
の魅力(笑)にとらわれたままです。

そしてあの溝口健二監督も同様でいらしたのかも
と想像するだけで、なんだかうれしくなってきます😄😂。



1955年の『新・平家物語』。
CGがなかった当時の、

平安時代末期の都の佇まいと大群衆に圧倒される映像美。
まさに動く一代絵巻を見ているようです。

ストーリーは
ほんとうに原作の冒頭ほんの少しで終わるのですが、
そこがとてもグー🥰。

日本を代表する二枚目スター
の市川雷蔵が、ぱっとしない清盛くんを熱演、
先日訃報をきいた久我美子さん扮する時子姫もよい、
けれどこの作品の女主人公は
明らかに、清盛のお母さん役の木暮実千代。
じつに原作から抜け出てきたような
艶やかな美しさで、作者の吉川英治先生も
およろこびになったのではないかなあ。

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2024年3月16日 (土)

OSKにも春到来?

2024osk 新聞夕刊の芸能欄に、
OSKの記事が載っていました。

趣里さん主演のNHK朝ドラ『​ブギウギ​』
にOSKが協力していることもあり、ファン急増とのこと。

あらためて
NHKはじめとするTVの影響の大きさに圧倒されます。
OSKの歴史や各時代のスターをたどる
ドキュメンタリーもぜひ放映してほしいと望みます。
もちろん、関連書籍も出版してくだされば、もっとうれしい😄、
宝塚歌劇団に関する一般書籍は
昭和から現在まで枚挙にいとまないほど上梓されていますが、
OSKはレアなほど見かけません
(あと、もちろん新進の​ハウステンボス歌劇団​のムックも、ぜひ
全国版で有名出版社から刊行してほしいと願います😊)。

突然近鉄をリストラされて
解散の憂き目に立たされたのは2002年、
その後独立系団体のNEW『OSK』を経て
コロナ禍の試練も越えて
苦節22年目に迎えた春の訪れでしょうか。
いやいや、喜ばしい💗。
でも公演満員御礼とかだと、今後
私どものような木っ端ファン(苦笑)は、チケットとれなくなるかも😅。



創立100周年を越えたOSK、
今後も歌劇乙女のみなさんが
素晴らしい舞台で感動させてくださいますように。


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2023年12月14日 (木)

映画 窓ぎわのトットちゃん

20235_20231214204801 今年最後の年休(笑)をとった
娘に引きずられて、
映画『​窓ぎわのトットちゃん​』
を観てきました。


アニメーションと色彩はほんとうに素晴らしかった。

子供時代の幸せな記憶が
時間とともに風化して、どこにもないユートピア、
この世ならぬ最も美しい思い出に昇華されている
印象うけました。

これはもう、フィクションというより
メルヘンだなあ。

そして、すばらしい先生と個性豊かなかけがえないお友達のいる

『トモエ学園』

というメルヘンのユートピアは、

やがて荒々しい現実(戦争の時代)に苛まれ淘汰されてゆく・・・


私はまるで気が付きませんでしたが(恥)
映画館を出た後で、娘が
「年配のご婦人が、何人もすすり泣いてたよ」
と教えてくれました。


20233_20231214204801 久しぶりの外でのランチ。

チキンと九条ねぎのパスタ、
量も多すぎず少なすぎず、美味しかった。

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2023年11月 5日 (日)

『寅さん』と『島耕作』。

『様式美』の話をしているうちに、
なぜか話題が『寅さん』に。

『様式美』といえば、演劇全般がそうなのでしょうが・・・
時代劇、刑事ドラマ、特撮シリーズ。
問題解決に導かねばならないので、だいたい起承転結は決まっていますね。
もちろん『ゴジラ』も。

さきがよめてしまうのですが、
それでも人気衰えないのは、視聴者が予定調和に癒されるせいでしょうか。

寅さん​』 のベースは人情噺だけど、
放浪する寅さんの行く先々になぜか困っている美女が現れて、
美女に一生懸命親切にしているうちに寅さんは
美女に愛されていると思い込んで舞い上がり、
しかし寅さんが浮かれている最中に、美女の夫だか恋人だかが現れて
元さやにおさまり、寅さんはぼろぎれのようにすてられてジエンド
・・・もなにも、そもそも美女のほうは
寅さんが勝手に浮かれて舞い上がっていることに気づいてすらいない
という、無残な結末のワンパターン。
(とわかったようなことかいていますが、寅さん映画ぜんぶみてるわけではないので・・・
「ちがうよ」というかたおられましたら、ご教示こうしだいでございます。)

・・・というようなことを娘に話すと、

​「寅さん、かわいそう😥」​

私「だけどシリーズ50本近く作られたってことは
(渥美さん存命中に製作された映画は48本?)、
すくなくとも50人近い『マドンナ』が現れて
寅さんも50回近く幸せになったんだよね?」

​「それでも『島耕作』より同情できる🥺」​

・・・寅さんと島耕作を比較する発想はなかったので、
お腹を抱えて笑ってしまいましたが😆😆・・・

20231_20231106212501 『島耕作』シリーズって、結局
成功者の軌跡と思っていましたが最近は・・・
島耕作と、ライフサイクルのどこかで少しでも接点持ったキャラ
(学生時代の友人、職場の同僚、上司、部下、恋愛関係にあった女性たち)が
ほぼ全員不幸になったり悲惨な最期を遂げるほうが怖くて気になっています。
しかも、島耕作本人は悪意などみじんもなく、あくまでのほほんとしている、
そもそもこのかた怒ったり憎んだりのネガティブな感情があまりないような
(好きなのは女性といちゃつくことだけで😅😅)。


愚息が​「厄病神・島耕作」​
と失礼なこと申しておりましたが。


寅さんと島耕作の最大の違い
は、
寅さんはいるだけでまわりの人を幸せにする。
島耕作は不幸にする。
もちろんどちらも意図的ではない。

しかし、わざとならともかく
なんの敵意もないのに
存在するだけで誰かを不幸にする
といわれても困りますよね😞😞。

できることなら
まわりを幸せにする存在でありたい
と誰もが願うでしょうが・・・

自分で選べないというのは、つらいものです。

まあ、それもまた『ドラマ』であって
そこにいくつもの悲喜劇がうまれるのでしょうか。

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2023年11月 4日 (土)

映画『ゴジラ-1.0』

​『ゴジラ-1.0​』
・・・を、観てきました。

あまり期待せずに観たら・・・

いやー、おもしろかった。


神木隆之介くん、いい俳優さんだなあ。
近所のおばさん役の、安藤サクラさんもさすがに上手い。

敗残の南の島で、米軍より恐ろしいゴジラとの初邂逅、

掃海のおんぼろ船で、ゴジラと再会する恐怖、

ピンポイントで復興中途の銀座に現れ破壊のかぎりをつくすゴジラ、

そしてクライマックス
の、愛するもの守るべき人々のために、

武装解除された戦後日本が
精いっぱいの貧相かつ不充分な設備で
ゴジラに決死の闘いを挑む。


ラヴェルの名曲『ボレロ』を聴いているような、
じわじわと音量とスピードがアップするような
クライマックスへのたたみかけが、上手い
と感じました。

・・・夫と娘は

すごくよかった💗と感動しておりましたが、​

私はそこまでのれなかったのは、
やはりトシのせいで感性がしぼんでいるからでしょうか😅😅。

・・・B29に竹槍で挑むがごとき、
問題外なほどの圧倒的な力の差なのに、
荒唐無稽でご都合主義😱😱。


映画(エンタメ)だからいいけど、
この日本の保守的精神?で現実に対処するのは
ちょっと(かなり)問題ありそう😣。

現在の内外の未曽有の国難を
どう乗り越えるべきか?
ちらりと考えさせられたり、します。

2023_20231105184101 メンタル面は・・・
エネルギーのかたまりで不死身なゴジラに、
少しでもあやかりたいです😅😅。

いい映画でした。



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2023年10月 7日 (土)

映画『マルグリットとジュリアン』

『あわれ彼女は娼婦』
のモデルになったといわれている実在の事件
『​ラヴァレ家のジュリアンとマルグリット​』
をモチーフに、2015年フランスで製作された映画、
邦題『​禁断のエチュード マルグリットとジュリアン​』
国内でDVD化はされていないようですが

各社がネット配信しているみたいで、​アマゾンプライム​で視聴できました。

風景描写がとても美しいです
(ロケ地はノルマンディー? ブルターニュ地方でしょうか)。

誰も幸福にならない、
行き着く先は『破滅』と『死』しかない禁断の兄妹愛ですが、
主人公のふたりが
いかにも世間ずれしていない、若い綺麗な人たちなので、
共感してしまいます(悲恋ものはこうでなきゃ)。

純粋で、悪意などみじんもないのに
禁じられた愛を止められなくて、周囲の全員を不幸にしてしまうやるせなさ。

地方領主の広大な敷地の御屋敷で、仲良しの兄妹として育った
ジュリアンとマルグリット。
思春期にさしかかるころ、
ジュリアンは長兄とともに親元を離れて寄宿学校で学ぶことになり
(17世紀当時の貴族の日常?)
屋敷に残されたマルグリットはジュリアンの帰りを待ち続ける。
イタリア、イングランドおよびパリと各地で学び成長したジュリアンが
帰宅したとき
マルグリットも美しく成長し、降るような縁談になやまされていた。

長い歳月を経て再会したふたりだったが
幼いころの恋のめばえは消えるどころか
いっそう激しく燃え上がる。
ふたりの関係を危惧した両親と神父は、マルグリットの結婚を急かせるのだが。

べつに虐待とか歪んだ幼時体験があるわけでもなく
むしろ恵まれた環境で両親の愛に包まれて育ったのに、
運命的な背徳の道をえらばざるをえないふたり。
ジュリアンの勉学中という理由で強制的に長年距離をおかれても、
愛情深い両親や上のお兄さん(この人が家督を継ぐ立場だと思う)
も、ふたりの絆のまえに全く無力でしかない、
それがかえってなんとも切なく、観る者の胸をうつ。

周囲にすすめられるがままに、
親子ほど歳の離れたお金持ちの役人と結婚するマルグリット。

しかし彼女は頑として夫婦生活を拒絶、

忠実な乳母を介してジュリアンとかわす愛の往復書簡だけが生きる支えとなるが。


マルグリットがヒロインなので彼女に同調するつくりになっていますが
この下りはいただけない、
意に沿わぬにせよ結婚を選択したからには相応の覚悟は必要で
自ら夫との関係を悪くしてどうする・・・という感じですかね。
禁断の愛に生きるふたりはともかく
無関係な夫まで不幸にしなくていいのに(苦笑)不幸にする、
いっそ結婚などせずに
ほとぼりがさめるまでふたりで広大な領地の僻地にでも
身を隠せばよかったものを・・・
と余計なこと考えるのはトシのせいでしょうか。

17世紀の時代、女性が生きる道は結婚して嫁に行くしかなかったのですね。

ジュリアンの手引きで婚家を脱出するマルグリット、
怒り心頭の夫はふたりを不義密通と近親相姦で告訴する
(この時代だと、近親相姦は斬首刑?)。

嘆き悲しみながらも、愛する息子と娘の味方となる母は
ふたりをそっと逃亡させてやるのだが。

・・・どうにも、衝動的・無鉄砲で計画性の無い人ばかりなのは困る、
だから視聴者の胸をうつのかもしれませんが、
遠方に逃げるにせよまず、きちんと逃亡計画たてなきゃ。
資金だって必要だろうし、
そこはお母さん、年の功で助言してあげないと。
鳥かごをあけるように、いきなりひな鳥を野に放ってどうする??

・・・夫も、死罪になるとわかっていて
新妻とその兄を告訴するのはちょっとやりすぎな気が(甘い?)
二人の実家は貴族で資産家なんだから結婚不履行で
ごっそり慰謝料まきあげるくらいにすればよかったのに
(と、現在の基準でものを考えるのも、野暮になるのでしょうね)。
むしろそのくらい、夫がマルグリットに惚れぬいていた
という描写があれば彼の怒りにもっと深みが出たような
(どちらにせよ、この人はかわいそうです)。


絶望的な逃避行は激しい愛に満ちたつかの間の時間でもあった
(この状況は『テス』のラストシーンに似てるなあと)。
イギリス海峡を目前にした海岸で司直に逮捕されるふたり。
すでにマルグリットはみごもっていて・・・

基本的に、登場人物に悪人は誰もいないのに
全員が不幸になる、
それが禁断の恋の結末なのでしょうか。

もちろん21世紀現代では、少なくとも先進国では
兄妹や姉弟で恋愛したからといって罰せられることはないでしょうが、
遺伝子の問題もあり、
社会的に認められる関係でもなく
禁忌には違いありません。


『あわれ彼女は娼婦』では
主人公たちの唯一の理解者というべき恩師である修道士に
ジョバンニが実の妹を愛する苦悩を告解しますが、
修道士もさすがにこの愛を祝福できない、

ふたりのあいだに距離を置きなさい。
忘れるよう努めなさい。
他の異性を愛しなさい。

としか助言できず、
これは現代のカウンセリングでも同様なのではと思います。

それでも、
禁断の愛を断念できず成就させることで
茨の道を歩まねばならない人も世の中に決していないわけではない
であろうことを思えば、
自分や自分のまわりが、今まで
そのような事例と無縁できたことは
ほんとうに幸運だと実感せざるをえません
(決して性的マイノリティを差別する意図はございません)。

・・・ふたりが処刑されたあと、
ぶじ生まれた赤ちゃんをナースからひきとり
馬車で領地へともどってゆくお父さんとお兄さん。

監督やプロデューサーは
忘れ形見である赤ちゃんに悲劇の中の救いを見出したのでしょうか。

たぶん幼き日のジュリアンとマルグリット
同様、
祖父母と伯父の愛情をいっしんにうけて育つであろうことは
不幸中の幸いですが、
いずれ成長して自分の出生のひみつを知ったら、
罪のない子まで気の毒なことになりそうで、
決して無条件によろこべない、
前途に暗雲とかすかな希望が交錯する未来。

・・・17世紀々
とくりかえしていますが(笑)、
映画のオープニングにはヘリコプターが登場、
自動車やふたりを追う制服の警官、
さらに登場人物たちの衣装はどうみても20世紀後半
(幼き日のジュリアンはマルグリットのポートレートを折りたたみ式カメラで撮影)

なので、国王陛下に除名嘆願とか斬首刑とか
いつの時代のお話??と
途中錯乱(笑)します。

これは非日常感・非現実感
で視聴者を夢心地にさせる
演出効果なのでしょうね。

シャトーと森や草原、疾走する馬、
枯れ葉舞う木立や海岸など
フランスの地方の風物の撮影が美しく、
映像美きわだつ為にいっそう、恋愛悲劇の索漠感が後を引きます。

佳い作品観ることができました。

 

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2023年9月20日 (水)

ドラマ化に期待。

朝晩のニュースと再放送の藤田まことさんの刑事ドラマ以外
もはやTVをほとんど見ないのですが(恥)・・・

これ​は、期待したいです。
録画予約を忘れないようにしなくては。


「友情~平尾誠二と山中伸弥 『最後の一年』~」


今や日本を代表する俳優のおひとりである本木雅弘さん。

画像みるかぎり、ほんとに平尾さんそっくりですね!

さすがプロ。

 

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2023年9月 5日 (火)

観たいもの。

かつて1980年代にNHKで放映されたBBC製作『​シェイクスピア劇場​』。
この『​ロミオとジュリエット​』
をもういちど観たいのですが・・・

現在​DVDも入手可能​とはいえ高価すぎて😅、
とても手がとどきません。

1980年、しがない田舎の中学生だったころに、
ちょっとだけTVでみた記憶があります。

1978年製作で、ジュリエット役のレベッカ・セイアーさんは当時
(戯曲のジュリエットと同じく)14歳だったそうで、
若さ匂いたつ初々しさに驚嘆させられました😊
(有名なストーリーは、私があまりに子供だったせいでよくわかりませんでしたが😅)。

オリビア・ハッセ―(史上最高のジュリエットと思う💗)
の有名な映画も、
ナタリー・ウッドの『ウエストサイドストーリー』
も、いまやアマゾンプライムで気軽に視聴できるのに、

ないものねだりのくせがいくつになっても治らず、
われながら困っています😅。

NHKのBSプレミアムで再放送してくださらないかなあ
(でも万が一叶ったら、どじってあっさり見逃すかも😣🙄)。
懲りずに動画検索しましょうか。


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2023年6月10日 (土)

英国風(笑)ティータイム。

愚娘が仕事帰りに
「駅前で『英国フェア』やってた💖」
とかで、
スコーンを買ってきてくれました。

2023_20230616154102 ふたつにわって、添えてあるクリーム
とジャム(が無かったので、アガベシロップで代用)
をかけて、オーブントースターで温めて
いただくと・・・美味しかった😍😍。

2023_20230616154101 BGM(笑)にEテレで放映中のアニメ
『​パディントン​』📺をつけて・・・


気分は、イングリッシュティータイム(笑)?😄😄

 

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2023年4月16日 (日)

映画『RRR』。

2023rrr 話題の映画、観賞してきました。

いやー、面白かった、映画大国インド
の面目躍如?

ハイスケール、はじめからおわりまで強烈にあつくるしく(笑)
息もつかせず手に汗にぎる😄😆。

1920年、大英帝国統治下のインド。
総督夫人が、ヘナアートの上手い村の少女を気に入り、
強引に誘拐してしまう乱暴なオープニング、


少女奪回のために
村の男たちはひそかに総督府のある大都市に潜伏して、機会を待つ。

いっぽう、インド人でありながら
総督府の官憲として出世し大衆におそれられる男。
しかし実は祖国独立の為に英国の懐中に身を投じて好機をうかがっていた・・・


田舎の村で自然と共存してきた純朴な青年

総督府の警官。

ふとした偶然で出会った二人。

友情と恋、裏切りと策謀
の行き着く果ては・・・

同胞でありながら体制と反体制の立ち位置は
宝塚歌劇の『ジャワの踊り子』、
帰属する世界の異なるふたりの友情と背反は
映画『上海グランド』
をちょっと連想しましたが、


センチメンタリズムもなにもかもふきとばす豪快なカタルシス
がインド映画の骨頂??

エンタメを観賞するのに
『考えるな、感じろ』
とは名言ですね。

あろうことか
最後は主役のふたりが現世に降臨した
ラーマ神とビーム神の化身になってしまう😲😲、

わが国でたとえれば
西洋列強の侵略に対抗する
坂本龍馬と土方歳三がタッグを組んだ果てに
スサノオとヤマトタケルに変身するような
荒唐無稽な展開。

劇中でとつぜん
キャラクターが歌って踊りだす
ミュージカル化は
インド映画の特色らしいけど、

主人公たちがダンスしながら歌う
エンディングシーン
に、
本作の悪役のイギリス人総督閣下のおっちゃんも
参加してほしかった、
個人的にはそれがあれば完璧😊😊。


ヒロイン🥻は美しく、
(べたべたなラブシーンがないのに恋心がつたわる作りかたも好感度たかい)
イギリス人令嬢のファッション👗もすてきだった、

これはぜひ
映画館の大スクリーンで観てほしい映画です。


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