書籍・雑誌

2019年8月15日 (木)

日ヨマタ上レ。

1_20190821201501 8月15日。
お盆
と同時に、1945年日本が敗戦したかなしみの記念日でもあります。

よく勉強させてもらいにうかがうこちらの閨秀ブログ
の記事を拝読して、

終戦で日本人がなにをされたか、知っておくべき事実!

昭和20814日、満洲の興安街の日本人3000人のうち1200人が避難途中の葛根廟でソ連軍に虐殺された。そのほとんどが女性や子供である。
 
同じく827日、満洲の吉林省敦化で日満パルプ製造(王子製紙)敦化工場の女性社員170名がソ連軍によって連日強姦された。その苦痛に耐えきれず23人が自決している。


・・・この一節に、(あっ)と思いました。

町田貞子先生の『​続暮し上手の家事ノート​』
のコンテンツ「八月の家事ノート」中の記載に重なります。

・・・・南のほうの戦争に集結していた日本が、満州の北からソ連に攻めまれたのは、私たちが引き揚げた二年後でした。
 私たちが住んでいた吉林省の敦化も、工場から社宅まですべて占領され、ご主人がたは食料も与えられずに飛行場の使役にかりだされました。夫人や子どもたちは社宅の一部に監禁され、犯されて、たえきれずに自決されたのです。一部の夫人たちは、子どもとともに青酸カリをのんで自ら命を断ったということでした。
 他人ごとでなく、私たちも同じ運命にいたのです。
 満州敦化の悲惨なできごとは、終戦後しばらくして知りました。あまりのことに声も出ず、すすり泣きしていた子どもたちがこらえきれずに大声で泣き出し、夫も私も家族みんなが声をあげて泣きました。

・・・・夫がパルプ工場建設のために中国(旧満州)に転任したのは昭和十二年の暮れのことです。
家族四人、長女は五歳、長男は二歳でした。北海道できたえたつもりでも、真冬の寒さは比較にならないほどの厳しさでした。
 春の暖かさとともに設備も次第にととのい、平和そのもののようなおだやかな生活の中にも、すでに一抹の不安はしのびよっていました。工場や社宅を囲っている厚い塀には銃を撃つ穴があけてあり、馬賊に襲われたり、守備にあたっている人が殺されたりすることもたびたびだったのです。
 昭和十七年の十月末、妹の結婚式に出席するために一人で帰国した夫は、海軍の命を受けてそのまま満州に帰ることなく、十二月二日に南方の戦地へ発つことになりました。
必要な品じなをすぐ送ってよこすように、という長い電報が届いたのは十一月のはじめでした。戦争が始まっていることなど、ほとんど知らされていないので、そのときの驚きは、今思い出しても胸が痛みます。
 その夜、私は一晩寝ずに考え明かし、翌朝すぐに返電を打ちました。
「あなたの仕事のために満州に来たのに、あなたがいないのでは私は残る意味がない。必要といわれた品じなは手に持ち、あとの家財道具は荷造りして送る。したくができ次第すぐ、子どもたちと発つ」
その日からすぐに学校の手続きや荷造りをはじめたのですが、またすぐに夫から電報が来ました。
今、東京は食糧不足、子どもたちもかわいそうだ。満州が安全だといってそちらへ行く人もいる。東京は危険だ。必要品早く送るように、子どもたちのこと大事に頼む」

私は荷物をまとめながら、またひと晩考え明かしました。夫は果たして戦地から帰ってくることができるだろうか。もしものことがあれば自分が働いて子どもたちを育てなければならない。買い物ができる程度の中国語では何をするにもとても無理だが、日本にいればどんなことをしても食べさせるぐらいはできる。どうせ死ぬなら日本で死にたい。
 これまでは夫に従う一方でしたが、私一人で子どもたちの責任を負うためにはどうしても帰国しなければならない、というのが考えに考えた上での結論でした。
・・・・何回かの電報のやりとりの末、夫は不承ぶしょう会社に手続きを頼んでくれました。

・・・・身内のように親しくしていた社宅の人たちも、夫と同じように
東京は危険だから帰国はあきらめなさいよ。子どもたちが可哀そうよ。私は親をこっちに呼ぶ手続きまでしているのに
としきりにすすめてくれますが、不思議に私の心はゆるぎませんでした。私は好意の言葉に詫びながら、着々と支度をすすめていたのです。

会社で働いていたり、社宅に食料品などを売りにきていた数人の中国人も
「子どもさんおいていきなさい。日本食べるものない、可哀そう。私、大事に預かる。ジャングイ(旦那)来るまでおきなさい。子ども連れては旅は大変よ」
といってくれます。
 でも、私は子どもを盗られるような悲しい気持ちになり、好意にお礼をいいながらも、子どもは手放したくないからと、断り続けました。

・・・中国残留孤児の方がたを見ていると、そのときのことがまざまざと思い出されてならないのです。
 当時、満州の中国人は自分に子どもが何人いても日本人の子どもをほしがりました。日本人は頭がよいというのです。
 終戦の混乱の中では、さらわれて売られた子どももかなりいたと、北満ハイラルから命からがら引き揚げてきた私の妹が話してくれました。私たちもこのときに帰国しなかったら、命はなかったと思います。
 思えば東京は危険だからと止めてくださった社宅の方がたが、逆にほとんど命をなくされてしまったのです。 

かなしみの記憶であるとともに、歴史の貴重な証言ですね。

敗戦でなにが起こるのか、当時は誰にもわからなかった。
長引く戦争で窮乏する本土にくらべ
物資もゆたかでおだやかな外地の生活は
日本敗北とともに秩序瓦解して略奪暴行破壊のかぎりが尽くされ、
敗戦国の民は筆舌に尽くしがたい苦しみにさらされた・・・。

(第二次大戦後74年、あやうい国際社会の急変に玩弄されつつも運よく
アメリカの方針変更等もあり
日本ではかりそめにも「平和」でありつづけたわけですが、
世界はその間にも局地的に戦争や内戦でたいへんな時代をくりかえしてきた、
真っ先に犠牲になるのはどこの国でも罪なき民間人。)

召集されて御国のために戦い、
戦後は
「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」
日本再建のために懸命に頑張ってくださった先人のみなさま
(「敗者は語らず」の日本的美徳は国際社会には通用せず、GHQの宣伝の甲斐あって?
悪いのはなにもかもぜんぶ戦中の日本」と刷り込まれる弊害もありましたが)
の恩に報いるには、

決して再びむごたらしい時代に引き戻されずに

平和で開明で豊かで繁栄する日の本の国

を次代またその次の代の子どもたちに、連綿と繋いでゆくこと、

大望であり
そのためにはまず
今現在を生きる私たち自身のささやかな役割をはたしてゆかなくてはと思います。

「戦争を語り継ぐ」を考える。

戦争を語り継ぐを考える、その2



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2019年8月 2日 (金)

『ヨセフはコートをもっていた』つづき。

『​おじいちゃんのコート​』。
やはり、ユダヤの民謡をもとにしたお話ですが、

ヨーロッパから身ひとつで移民してきた若者が、
やがて洋服職人になり、

恋愛して結婚して娘が生まれ、

お店をかまえて

成長した娘は結婚、

生まれた孫娘もすくすく成長して

結婚して母になり・・・

と、20世紀からのアメリカ現代史を生きる家族の物語になっています。
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ニューヨークに到着した若き日のおじいちゃん。
チャップリンの初期短編映画の佳作『​移民​』を地でいくようです。
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仕立て屋の修行をして
うつくしい娘さんと恋におち、
おじいちゃんは自分の結婚式に着るコートを手づくりして・・・
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毎日愛用しているうち、すりきれてぼろぼろになり、
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そこでおじいちゃんはコートのやぶれていないところをつかって
すてきなうわぎにリメイク、
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毎日愛用していると、いつのまにかぼろぼろになり、
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おじいちゃんはうわぎのやぶれていないところをつかって
かっこいいベストをつくり、
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いつもどこでも愛用していると、やがてぼろぼろになったので
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おじいちゃんはベストのいたんでないところをつかって
しゃれたネクタイをしあげ、


いつでもどこでも愛用しているうち、

成長した娘さんは結婚して孫娘がうまれ、
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孫娘はすくすく成長して卒業して結婚して、
ひ孫ちゃんがうまれ、

それだけの歳月のうちに
ネクタイはぼろぼろになりました。
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そこでおじいちゃんは、ネクタイのやぶれていないところから
ひ孫ちゃんのおもちゃ
のねずみのぬいぐるみをつくってくれました。

ひ孫ちゃんがよろこんで
いつもねずみのおもちゃであそんでいるうち
おもちゃはすりきれてよれよれになり、

よろこんだおかあさんねずみが
おもちゃの残骸のぼろをひきずっていって
ねずみの巣をつくり、
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とうとう、なにもなくなりました。
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のこったのは
孫娘さんがひ孫くんに語り聞かせる、
おじいちゃんのコートのおはなし。


ミシンおたく(爆)としてどうしても気になるのが、
おじいちゃんのミシンの変遷。
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若き日のおじいちゃんは
クラシックな足踏みミシンをカタカタ、

コートがうわぎになり、うわぎがベストになるころ
(10数年経過?)
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ミシンはフットコントローラーつき電動ミシンになり、

ベストがネクタイになるころ
(さらに数年後?)

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モーター付き工業ミシンになりました。
(ジューキだったりしたら、ちょっとうれしい(^^))

丹念な考証ですね(^-^)。

原著の出版が2014年、
邦訳は2015年と新しいので、

孫娘さんやひ孫くんは
すでにれっきとしたアメリカ人、
若き日のおじいちゃんが移民として渡米してきたことは
遥か昔の歴史のひとこまなのでしょうか。 



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2019年8月 1日 (木)

『ヨセフはコートをもっていた』。

​​​Photo_20190815214501

・・・または、『オーバーコートをもっていた』。
イデッシュ語つまりユダヤの有名な民謡なのだそうです。

そのおなじ民謡のコンセプトに由来する
絵本のバリエーション。

『​おじいさんならできる​』1_20190815214701

ヨゼフがあかちゃんのとき、おじいさんがぬってくれたすてきなブランケット。
ヨゼフがおおきくなると、ブランケットはだんだんふるくなってやぶれて・・・


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「おじいちゃんなら、きっとなんとかしてくれるよ」
ヨセフはいいました。


「ふうむ、どれどれ」
おじいさんは そういいながら、はさみで ちょき ちょき ちょき、
はりで、ちく ちく すーい すい と ぬっていきました。
「ちょうど いいものが できるぞ・・・」

このリフレインが心地よく、
おじいちゃんの愛情いっぱいのくふうがつたわってくるようです(^^)。

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ふるいブランケットは
すてきなジャケットになり、
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ヨセフがおおきくなってみじかくなると、
すてきなベストになり、
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家の内外のそれぞれの生活の情景がおもしろい、
外で男性がかご盛りで売り歩いている
ドーナッツのようなものは
もしかしてユダヤ伝統のパン『ベーグル』?
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ベストがしみだらけになると、
すてきなネクタイになり、

ネクタイがよれよれになると、
すてきなハンカチになり、
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ハンカチがぼろぼろになると、
すてきなボタンになり、

ところがある日、ヨゼフが気がつくと
ボタンがなくなって・・・

とうとう、なにもなくなりました。
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その次の日、学校にいったヨゼフは、
おじいさんにならって
「ふうむ、どれどれ」
かみに すら すら すい すい、
「ちょうど いいものが できるんだ・・・」

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ヨゼフとおじいさんの、すてきなおはなしができました(^^)。

作者のフィービ・ギルマンは女性で、
1932年ニューヨークに生まれて
ヨーロッパやイスラエルで美術を学び
30代以降はカナダ在住とのことですが、
絵本の
おじいさんとヨゼフは
北米というよりロシアか東欧のユダヤ人ゲットー
が舞台のようなふんいきがあります。

『だいすきだった アービン・ハーシホーンおじいさんへ』
との献辞から察するに、
かつてヨーロッパにすんでいたお祖父さまから語り伝えられた記憶なども
盛り込まれているのでしょうか。
ヨゼフへのおじいさんのあたたかいまなざしがすばらしいです。

『​ヨセフのだいじなコート​』

こちらのヨセフは成人男性。
カラーインクやコラージュを駆使した
明るい色づかいがとても楽しい(^^)。
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ヨセフのだいじなコート、
あちこちすりきれてつぎをあてて・・・
それでもまにあわなくなると、
ジャケットにつくりかえ、
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チョッキにつくりかえ、
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いきいき、のびのびしたみんなの表情、
家畜や音楽やダンスにいろどられた日常は
シャガール描くところの祖国ロシアのふるさとの村や
ミュージカル『​屋根の上のヴァイオリン弾き​』を連想します。
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マフラーになり、
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ネクタイになり、
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ハンカチになり、
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ボタンになり、

ミシンをもっている
ということは、ヨセフさんは
お金持ちとまではいかなくても
なに不自由ないライフスタイルなのですね(たぶん(^^ゞ・・・)。

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ついにボタンがなくなると・・・

とうとう ヨセフは " なんにも ない !"  になってしまいました。

そこで ヨセフは、コートのことを ほんに することにしました。
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・・・絵本製作中のヨセフさん、
なんだか作者自身のようにみえてしまいます(^^)。 

作者のシムズ・タバックは
1940年ニューヨーク生まれ、
長年NYでグラフィックデザイナー・絵本作家として活躍した
生粋のニューヨーカーということで、
そのほかの絵本もぜひ拝見したいですね。


ユダヤ人
というと、
古今東西あらゆる分野で天才を輩出している優秀な民族で、
金融資本で世界経済を支配していて・・・
というイメージですが
(すみません不勉強なもので(^^;)・・・)

絵本の世界はいずれも
名もなく富裕でもない市井の人々の
シンプルだけどヴィヴィッドな生活や
おじいちゃんと孫のほのぼのした愛情、
とても普遍的なテーマ。

・・・そして
つつましい生活のなかで
ものをたいせつに、
つかえなくなったらあらたにつかえるものにつくりかえて
活用してゆく・・・

およばずながら、あこがれます。
みならって少しでも近づけるようになりたいなあ。



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2019年6月21日 (金)

児童書は、あなどれない(^^)。

1_20190621231501 PHP研究所刊・『​楽しい調べ学習シリーズ​』。
小学校高学年から中学生対象と思われますが、
自然科学から政治経済、エコロジーやリサイクルまで、扱われる分野が多岐にわたります。

お子さん向けに、いろんな体系やシステムを易しく解説してくださってるので
くたびれた(笑)中高年世代の勉強(笑)にも適しているかと、
図書館で借りて少しずつ読んでいます。

『少年法』も『知的財産権』も、日常生活の
身近な問題でありながら
わかっているようであまりわかっていない
(じつは、ほとんど知らない(苦笑))ので、助かります。

8_20190621231501  6_20190621231501  7_20190621231501   2_20190621231501

『少年院』は、未成年者にとっての『刑務所』に該当するのではなく
矯正教育施設、つまり『教育』の一環なのですね。

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矯正施設に入る少年少女の『非行』や『犯罪行為』
の原因を生育環境に斟酌するあたり、
甘い解釈かもしれませんが、
読者対象も小中学生なのでやむをえないのでしょう。 

(自分自身の『不幸』を無関係な誰かに害を加えるいいわけにしてはいけない。と、 

本文のどこかで明言してほしかった。それでもここまで図解してくださっているのは秀逸。)

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当事者・関係者以外の一般的にはあまり知られていない
被害者支援体制の説明もあります。

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・・・とはいえ、第二次大戦後まもない時期に、自分が生きるために盗みや非行せざるをえなかった
不幸な子に適用された少年法が、70年以上経った21世紀現代にそぐわない面が少なくないことも
一面事実であり、改正されるべき問題も頻出しているかと察せられます。

 

10 11  
さまざまな『知的財産権』、
デザインの意匠権
や不正競争防止法、
たいせつな知識なのですが
小中学校の授業では、まずめったにとりあげられることはなさそうです。
その意味でも、わかりやすく貴重な企画(^^)。

トシのせいで(笑)
めっきりものおぼえがわるくなっているので(笑)じっくり
くりかえし読んでいきたいですね。

まるでおよばずながら、マネーリテラシーもちょっとは勉強しなくては。



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2019年5月21日 (火)

東京のムーミンカフェ。

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研修中の息子から送られてきた画像。
東京方面には、ムーミンカフェがいくつもあるみたいです。

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うわさのムーミンバレーパークには、まだ行く機会えないようですが
(「(現在は)ものすごく混んでいる」そうで・・・)、
いずれ行くんだろうな。

これは、わが家の冷蔵庫に貼っているマグネット
の画像👀。

Photo_7

・・・険悪な雰囲気のムーミンとノンノン(笑)。

あら素敵。・・・まるでマンガだ\(◎o◎)/!。

・・・ブラックでナンセンスで、
やっぱりムーミンはコミックスが最高(^-^)。


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2019年5月19日 (日)

バーバラ寺岡さん。

料理研究家からスタートして、
フード&風土コーディネーターとして多彩なご活躍された​バーバラ寺岡​さん。

・・・じつは長年のファン(笑)で、本も何冊か持っています。

Photo_6

最近おみかけしないなと思っていたら、
2017年6月2日に他界なさっていたとこちらのウェブ記事で読みました。

欧州邦人 気になる人

バーバラ寺岡さんを偲ぶ

ハンガリーと日本の混血で、華やかで魅力的なハーフ美人
と思い込んでいましたが、その人生行路は波乱万丈。

第二次大戦終戦の年に動乱のハンガリーに生まれ、
日本の外交官だったお父様と生き別れになり
貧困母子家庭で幼少期をすごす
(戦後社会主義国となったハンガリーで、元ブルジョア階級の子女はいっそう迫害されたのかも)。 

幸運にも8歳(数えると、サンフランシスコ講和条約以後)
でお父様と再会でき、はじめて日本へ。 

ハーフであることから学校のいじめ、アイデンティティの確立に苦しむ
いっぽうで、大使令嬢として丁重に遇されまたそれに相応しい礼儀作法を学ぶ。

お父様の任務で南米やイランを転々とし、各国のセレブリティー
との交流・社交。


しかしお父様の早すぎる他界で、異国で遺されてとほうにくれるお母様を支え
高校時代から通訳や料理の道で自立。

結婚、出産、離婚。

過度のダイエットで身体を壊し、後遺症で美容に悩む。
若いうちから、手術やなんどかの大病。

・・・めまぐるしいアップ&ダウンから、独自の健康法やレシピ、美容術をあみだし、
実生活にもとづいたユニークな生活用品グッズなども多々考案。

もう、細腕繁盛一代記なんて評価するのも、もうしわけないほどに
凄く凝縮された劇的な半生で、
NHKの朝ドラで、ぜひドラマ化🎥
してほしいほどです。


72歳は今の時代では、まだまだお若いですね。
ハンガリーの伝統料理や伝統菓子、
刺繍はじめすばらしい手工芸の紹介や
温暖化し亜熱帯化する現代日本に対応する
次世代のファッショングッズ🎽、
もちろん近年手がけておられた「介護」の分野でも、
いっそう活躍していただきたかったと、惜しまれます。

ご冥福おいのりいたします。


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2018年11月 8日 (木)

『君は薔薇より美しい』

TVの歌番組から流れてくる
布施明さんの熱唱に、思わず吸い寄せられました(笑)。

芸能にはうといのですが、
ネットで検索かけると、この​名曲​にまつわるエピソードやロマンス
をくわしく解説してくださっているサイトが見つかりました。

ここ​と​こちら​。

いやー、ネットはべんり。

1979年春のカネボウキャンペーンソング、
作曲ミッキー吉野、
演奏はゴダイゴ、
イメージキャラクターはオリビア・ハッセー。

いま考えるとあたまがくらくらしそうなほどのゴージャスな人選、
なんと贅沢なプロジェクトでしょうか

およそ日本的でないヨーロピアンポップスふう無国籍サウンドの
うつくしい旋律に、
カンツォーネやシャンソンにも比肩する布施明の歌唱力。

対する資生堂はCMに
カトリオーナ・マッコール、
当時イギリスで映画化されて話題になった『ベルサイユのばら』
主演のレディーオスカルを起用、

この両陣営の好対照はとてもインパクトがあったようです。

(『君は薔薇より美しい』とは、もしや『ベルばら』とかけあわせたしゃれ?)

作家の堀寿子さんは
『女性のしあわせ120章』(立風書房刊・のち角川文庫)中に
その印象をかきとめておられます。

・・・滞在中に、テレビはよく見ました。
おかげで、化粧品のキャンペーンのため、日本を訪れたイギリスのふたりの女優を
比較することができました。一日に何回となくCMに現れてくるのですから。

ひとりはフランス革命の歴史劇で登場した新人で、顔も姿もととのっていて美しく、
見るからに健康美に輝いています。

もうひとりは、ジュリエットという大役で一躍スターになったものの、最近出演した映画では、
あまり個性を必要としない役のせいか、淡い印象しか与えられませんでした。
しかし菜食主義だという彼女は、ほっそりとして目がきわだって美しく、前者のような鮮明
な美しさというより、陰影のある魅力を漂わせていました。

1_3 この翌年、オリビアは角川映画『復活の日』に出演するなど
当時日本での仕事が多く、
「薔薇より美しい」彼女の全盛期を堪能した日本のファンは幸運でしたね

時代は廻る、一瞬の鮮烈な記憶をのこして。
されど名曲は永遠に。


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2018年10月20日 (土)

穂積さん。

昭和を代表する名優のおひとりでしたね。
映画やTVで多彩な役を演じられましたが、
実人生は『事実は小説よりも奇なり』
を地でゆくような、数奇な生涯であられたと察します。

以前の日記​でも少しふれましたが、
年代ごとにさまざま書かれた『​積木くずし​』シリーズ、
先立った前妻さんや娘さんの著書もあります。

(古い本ですが、娘さんが上梓した本、非行や薬物におぼれるさまを当事者の立場から書いた希少な証言です。一読の価値あり。)

・・・天国で今度こそ、
先の奥様や娘さんと、幸せなあたたかい家庭をつくっていただきたいですね。

ご冥福おいのりします。

​​​​​​「積木くずし」穂積隆信さん、死去 胆のうがん87歳

非行に走った実娘との日々を描いたノンフィクション積木くずし~親と子の二百日戦争~」(桐原書店)の著者で、俳優の穂積隆信(ほづみ・たかのぶ、本名・鈴木隆信=すずき・たかのぶ)さんが19日未明、胆のうがんのため神奈川県内の病院で亡くなったことが分かった。87歳だった。所属事務所が明らかにした。​​
​​
所属事務所によると、体調を崩し8月に病院に行ったところ、黄だんの症状が出て、胆のうがんであることが判明、入院していた。穂積さんは生前、「(遺体は)献体に回してほしい」と希望していたという。葬儀・告別式は未定。

静岡県出身。1953年に俳優座養成所を卒業し、59年に「にあんちゃん」で映画デビュー。悪役やとぼけた役もこなすバイプレーヤーとして映画、ドラマに出演し、洋画の吹き替えでも活躍した。近年も定期的に活動しており、今年2月には東京・三越劇場での舞台にも出演していた。​


 1982年、当時中学生だった実娘の由香里さん(03年死去、享年35)が不良少女となり、非行から立ち直らせるまでの葛藤の日々を描いた「積木くずし―」は280万部の大ベストセラーに。当時深刻な問題となっていた10代の非行に一石を投じる作品となった。翌年にはTBS系で連続ドラマ化され、穂積さん役を前田吟(74)が、由香里さん役を高部知子​(51)が演じ、最終回の視聴率は45・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。同年11月に映画化もされ、社会現象となった。​

 「積木くずし」は続編も執筆され、穂積さんも教育評論家として一躍時の人となったが、金銭トラブルなどで多額の負債を抱え、妻とも87年に離婚。93年に再婚した。穂積さんは2012年に、後日談を含めた「積木くずし 最終章」を執筆。同11月にフジテレビ系でスペシャルドラマ化された際には穂積さん本人も特別出演していた。


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2018年6月27日 (水)

辰巳渚さん。

20160430132009 文筆家で生活家事環境学評論家の​辰巳渚​さんがお亡くなりになりました。

えっ!?

と思いウェブ記事を拝見すると、

軽井沢でご夫君とバイクでツーリング中の交通事故とのこと。

いまや時代を席捲する『断捨離』にさきがけて

『捨てる!』技術を提唱し

「もの」にしばられない

ハイセンスで快適なシンプルライフの考現者でしたね。

まだお若いのに・・・

と早すぎるお別れが惜しまれます。

これから熟年期、シニア世代の充実したライフスタイル等々、

ご活躍のフィールドはまだまだ無限に広がったでしょうに。

楽しいツーリングのはずが、今生のわかれになってしまうとは、

まことに人の運命とは、はかりしれませんね。

Photo
私自身は、おはずかしいことに極度の貧乏性で

「捨てられない、片づけられない」たちなので、

辰巳さんのご著書を読み返しながら、修行の道は一生になりそうです。

ご冥福心よりおいのりします。





辰巳渚さん

10坪一戸建て賃貸の家。辰巳渚さんの小さな暮らしの工夫拝見!


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2017年5月19日 (金)

『節約』記事が好き(笑)

2今週は実父の
定例の通院の付き添いが重なり、毎日ばたばたしていました。

おかげで病院の待合室においてある雑誌をゆっくり見ることができました。

(『す〇きな奥さん』が『CHANT』と誌名変わっているのを、今さら知りました。)

主婦向けの雑誌、とくに『節約』の項目は大好きで(笑)
ついつい目がゆくのだけど、あまり奇抜なことは載っていなくて、
要するに、主婦の『節約』は地道にこつこつと。近道はなさそう。

・電気をつけっぱなしにしない、使わないときはコンセントを抜く

(まずまず。が、わが家にはお父さんという超のつく暑がりがいるので、夏場は電気代がはね上がる)

・ガスは強火にしない、余熱を利用

(ぼちぼち。なにしろガスレンジが古くていかれかけている)

・化粧品は100均で。天然ハーブやグリセリンで手づくり化粧品を

(特別な場合をのぞき化粧しないので、化粧品代ゼロ)

・衣類はネットやフリマを利用して安く手に入れる

(結婚してから自分の服は買ったことがない、貰い物か
さもなければてづくり。育児中は、自分やダンナの昔の服をつぶして子供服にしたっけ)

・手づくり、廃物利用を徹底

(まずまず。牛乳パックは使い捨てのケーキ型やまな板がわり、油切り、古いシャツはウェスに、お茶がらは掃き掃除や、消臭剤代わりに。チラシを折って生ゴミ受けに)

・カードの枚数をへらす

(カードは1枚だけ。キャッシングはやったことない)

・お風呂の残り湯を洗濯に利用

(はい。それで家族からクレームがつきますが)

・保険は最低限、医療費等の還付申告を忘れずに

(はい。もっとも医療費の還付申告は手間のわりに実入りはごくささやかですけれども)

つらつら考えてみると、日常的な『節約』とは
むだづかいせずにふだんの生活をたいせつにするということ、
それはそれでしないにこしたことはないし確かに有意義なのですが、
じつは家庭の根本的な支出は、こてさきの節約でどうにかなるレベルではなくて。

盲点
というより主婦雑誌ではおそらくわざと俎上にのせることなく
視線をずらしているのでしょうが、

一般家庭の大きな支出は
育児中ならば学費・教育費(とくに高校以上)、
住宅ローンまたは家賃、

なにより生涯ついてまわる最大の出費が『税金』。

(住居や土地の固定資産税、所得税、住民税、肉親が亡くなった場合の相続税、
誰かにあげたい場合の贈与税、まだまだそのほか)

とくに主婦向けの雑誌で、『節約特集』はひんぱんにみることあっても
『節税特集』は、あまりないような。

そのうえ考えてみれば、雑誌はメーカーの広告収入が大きな要素なので、

『節約記事』を組みながらいっぽうではつねにあらゆる分野で消費・購買意欲をあおっていらっしゃるわけで、なかなかたいへんな立ち位置だろうと思います。

・・・なのでこのての雑誌って
大好きなんだけど買う気になれない、

病院か、さもなければ図書館の開架コーナーの拾い読みで済ませてしまう。

と、じぶんが貧しいことへの
いいわけするあわれな私(苦笑)。

1_2書店の雑誌コーナーより。
表紙から、時代の「いま」がみえてくる?


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