追悼。

作家の渡辺淳一先生がお亡くなりになりました。
一世風靡したベストセラーから、
艶なる恋愛小説の旗手のイメージが強いのですが、
じつは伝記小説の名手でもあり、
恋愛小説家のレッテルのみのインパクトでは残念な気がします。
・・・10年近く前の大ヒット『愛の流刑地』、
新聞紙上連載中から、細かくつっこみ、いえ評論してくださっている人気ブログ、
当時は毎日げらげら笑いながら拝読しておりました。
さすがにっけいさん、最新の日記で優れた追悼文載せていらっしゃいますね。
・・・じつは、えらそうに語れるほどたくさん渡辺作品を読んでいるわけでもないのですが
恩師の島村抱月に見出されて開花してゆく松井須磨子が主人公の『女優』、
野口英世の『遠き落日』、
乃木大将夫妻の生涯を描いた『静寂(しじま)の声』、
いずれも緻密で秀逸な傑作です。
恋愛小説に食傷(笑)したら、じっくり読んで目からうろこをおとしていただきたい(笑)ですね。
手もとにある『静寂の声』はこれから、いまいちど読み込んでみたいです。
ご冥福をお祈りします。
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こんばんは、
初めて読んだのは実はエッセイでした、
「午後のベランダ」
それが面白かったので何冊か他にも読んでみました。
ダブルハートも・・・
うーん、あまり恋愛小説は読んでないかも~(笑)
私も家にある本をもう1度読んでみようかな。
ご冥福をお祈りいたします。(合掌)
投稿: ローズ | 2014年5月11日 (日) 23時44分
ローズさん、ようこそ( ^^) _旦~~。
まだまだご活躍中と思い込んでいたので、訃報に驚きました。
恋愛小説は枚挙にいとまがないほどドラマ化されていますが、
。
映画化された『遠き落日』は文部省選定でしたね
渡辺先生のエッセイは『シネマティック恋愛論』
くらいしか読んでいないのですが、洒脱でひきこまれました。
個人的には、ぜひ小説で大河ロマン『伊藤博文伝』を上梓してほしかったです
)。
(かなり本気です
まぎれもなく一時代を築かれたおひとりですね。
投稿: saruyuri | 2014年5月12日 (月) 23時46分