稀代の美女・エマ・ハミルトン
「買い」な本を入手しました。
『Norah Lofts』(『Kate Williams』と同じく歴史伝記小説が得意分野のようで、
エレアノール王妃やその息子リチャード獅子王、アン・ブーリン等
英国史上の有名人を数多く手がけられているようです)
というかたの著書『Emma Hamilton』。1978年刊。
ハードカバーはいささか重いかなと思ったのですが
全208ページと
伝記としてはページ数が少なく
貴重な図版が多数あり
なにより文字が大きくてみやすいのが
(老眼にも、英語力ゼロにも)とてもうれしい。
しかもタイミングよく送料込みで1000円ちょっとで購入できました。ありがたきしあわせ。
ジョージ・ロムニーの有名な一枚。
エマ、このころ二十歳になるかならないか
でしょうか。
いま読んでいる『Kate Williams』の『England's Mistress』
のエピローグ(苦笑)がおわったら、
さっそく読みたいです。
もし現代に生まれていたら、彼女は
ハリウッドスターかスーパーモデル、
その美貌と才気、表現力で
世界的な有名人になっていたかもしれません。
ギリシャ風の簡素なドレスに1枚のショールだけで
ポーズや表情でたちまち
古代の美神やニンフ、演劇のキャラクターから泰西名画中の人物まで
変幻自在に表現するのだそうです。
あのゲーテも大絶賛。
ポジリッポ海岸のネルソン提督とエマ。
ナポリ郊外の風光明媚な景勝地ポジリッポ、
中央左寄りにネルソンとエマがお人形のように愛らしく描かれています。
いずれも本文より引用。
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