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2021年12月 3日 (金)

『バイユーのタペストリー』小景。

20213_20211205130901 『​バイユーのタペストリー​』
について詳細に解説してくださっている​​です。

図書館で借りて、どうしてもほしくなって
高価にもかかわらず買ってしまいました。

1066年のノルマンディー公ウィリアム(ウィリアム征服王)の
イングランド征服、国王戴冠
を称えるために製作されたとされる、刺繍絵巻。

バイユーのタペストリー・奇跡の刺繍

「バイユーのタペストリー」写真20点で一挙に解説

バイユーのタペストリー

バイユーのタペストリーの謎を解説

わずか8色でリネンに刺繍され、
1000年もの時間を越えて
当時の戦闘やライフスタイルをも語り継ぐ、
貴重な歴史遺産であるとともに
デザインの美しさは手芸ファンにも注目されてきました。

20214_20211205131001 こちらは、1977年雄鶏社刊の『​豪華な刺しゅう​』。
表紙にひかれてとびつきましたが、
古い本にもかかわらず
タイミングよく安価で入手できました。

20215_20211205131001 本全体のごく一部ですが、
バイユーのタペストリーをモチーフにした
作品の作り方が載っています。

より新しいものでは
1997年、やはり雄鶏社刊で『​刺繍物語​』が発売されています。
20212_20211205130901 20211_20211205130801
ぜひ復刊してほしい、
よりたくさんの場面も作品化してほしいですね。
(私にはとてもつくれませんが😅・・・)

西洋は古来、刺繍ふくめ手芸がさかんで
王侯貴族の手になる作品も少なくないそうです。
スコットランドの悲劇の女王メアリー・スチュアートや
あのマリー・アントワネットも刺繍の名人だったとか。

悲劇の王妃マリー・アントワネットを癒した「家族の刺繍」の物語


このような歴史にまつわるクラフトアートをまとめて観賞できるような
出版物も発刊してほしいなと希望します。

もちろん高貴高名な人のみならず
市井の人の手になる「匠の技」も拝見したい😊、

昭和50年代の日本ヴォーグ社刊『世界手芸の旅』シリーズ
復刊も、どうかぜひお願いするしだいです🙇‍♀️。



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