映画 窓ぎわのトットちゃん
今年最後の年休(笑)をとった
娘に引きずられて、
映画『窓ぎわのトットちゃん』
を観てきました。
アニメーションと色彩はほんとうに素晴らしかった。
子供時代の幸せな記憶が
時間とともに風化して、どこにもないユートピア、
この世ならぬ最も美しい思い出に昇華されている
印象うけました。
これはもう、フィクションというより
メルヘンだなあ。
そして、すばらしい先生と個性豊かなかけがえないお友達のいる
『トモエ学園』
というメルヘンのユートピアは、
やがて荒々しい現実(戦争の時代)に苛まれ淘汰されてゆく・・・
私はまるで気が付きませんでしたが(恥)
映画館を出た後で、娘が
「年配のご婦人が、何人もすすり泣いてたよ」
と教えてくれました。
チキンと九条ねぎのパスタ、
量も多すぎず少なすぎず、美味しかった。
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窓ぎわのトットちゃん、観に行かれたんですね、
若い頃に本でチラリと見た程度です、バスか何かの学校でしたよね?その教育の在り方が素晴らしいと思ったものです。黒柳徹子さん以外にも活躍された方がいらっしゃた?ような微かな記憶があります。
テレビ放映か、ネット配信を待ちます。
娘さんと映画なんて良いですねー。
ウチは娘は大学卒業からは県外でしたから2人で遊んだりは子どもの頃とか大学生まででしたよ。引きづられてってのがいいですよね。笑笑
投稿: ローズ | 2023年12月15日 (金) 13時43分
ローズさま、
アニメーションの時代設定、キャラクター、色彩は凄く良かったです。
昭和レトロな感じ?
私も原作を読んだのはずいぶん昔で、
(こんなお話だったかなあ)とぼんやり観ていましたが(笑)
いかにもきらきらした子供時代の記憶を再現する表現?
は上手いなあと感心しました。
こどもたちの個性を大切に尊重して伸ばす、
こんな教育をしている学校が昭和戦前にあったなんて・・・
と原作『トットちゃん』がベストセラーになった当時から
話題を呼びましたが・・・
大正デモクラシーから、自由な雰囲気でこどもの能力や資質を伸ばす
実験的教育?は一部の私学を中心に盛んになりつつあったようで、
ファシズムで暗雲拡がる直前の、一瞬の陽だまりだったのかも。
ただし、現在でもそうですが
すばらしい教育方針の恩恵うけられるのはハイソサイエティ
に属するごく一部のこどもたちだけで、
そもそも経済的にも家庭的にも恵まれた境遇にあるみなさん
ですので
トモエ学園にいったから今の黒柳徹子さんがある
というより、一種の天才であられる黒柳さん
(ご両親は音楽家、お母さまはのちエッセイスト、弟妹もハイスペックなかた)
が、幼少期にすばらしい経験をした学校が
トモエ学園なのでしょう😅。
なんだかがっかりさせるようなこと言ってしまいましたが・・・
子育て中のお父さんお母さんや
教職めざす若いかた、
かつて子供だった(笑)みなさんがごらんになって
得るところは多いと思います😊。
投稿: saruyuri | 2023年12月15日 (金) 19時47分