愛と許しと癒しの日。
O・ヘンリーの名作『賢者の贈り物』。
クリスマスの定番といえるハートウォーミングなストーリーです。
『若草物語』のオープニングに、
南北戦争下で従軍牧師のお父さんの留守家庭を守りながら
クリスマス🎄なのにゴージャスなプレゼント🎁もないことを嘆く
四人姉妹が、お母さんにうながされて
もっと貧窮した病人の大家族のもとに朝食を差し入れに行って、
すがすがしい気持ちに充たされるエピソードがありました。
おなじく『若草物語』のクライマックスで、
戦地で病にたおれたお父さんの看病に行くお母さんの旅費をつくるため
次女のジョーが自慢の美しいロングヘアを換金するエピがありましたが、
もしやO・ヘンリーはここから着想得たのでしょうか。
事件解決ののち、
「いまは罪を赦すクリスマス🎄の時期だよ」
と言って、あわれなコソ泥をみのがしてやるホームズ先生
の、『青い紅玉』。
私は残念ながらクリスチャンでもなんでもなく
無信仰な俗物(笑)ですが
『愛と赦しと癒しの日』であるクリスマス。
というコンセプトは、心にしみます😁😄。
願わくば
ウクライナはじめ世界各地の戦争、内戦、紛争
が、すみやかに終息しますように。
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