魅惑のグラビアンスキー。
世界各国で絵本が出版され、
現在も人気が高いポーランド出身の画家ヤーヌシ・グラビアンスキー。
1976年に40代の若さで惜しまれつつ世を去った
このかたの名を私が聞いたのは、はずかしながら、つい最近です。
昨年、新刊で出版された『グラビアンスキーの絵本ペロー昔話集』
図書館で借りてきました。 長靴をはいた猫。
青ひげ。
サンドリヨン、つまりシンデレラ。
明快でうつくしい色彩
は、米英でも好まれそう。
ラフな描線と滲みのコントラストは、
墨絵に通じるような・・・
どこか東洋的な雰囲気もあり、
なつかしく感じます。 親指小僧。
・・・凄いインパクト。
親指小僧を追う、人食い鬼の巨大な手。
巨大な手に巨大な宝石の指輪、お金持ちだなあ😍😅。 眠れる森の美女
より、年老いた妖精。
王女の誕生日に招かれなかった妖精は、
腹立ちまぎれに呪いをかける。
1970年代に、日本でも
グラビアンスキーのイラストになる
『カラー版世界児童名作集』(朝日出版社刊)
が出版されたのだそうです。
復刊に期待
するとともに、まだ日本で刊行されていない
グラビアンスキーの絵本や画集
が、今後たくさん紹介されることを希望します。
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